聖人君主が俺に説く。


「神を信じなさい、信じさえすればきっと救われます。」


俺は逆にその男に説いてやる。


「神などいない、悪魔もいない、いるのは人だけだ」


そういった瞬間に男は顔を強張る。


「・・・あなたの宗教は?」


俺は不敵に笑ってやった。


「残念、無宗教だ。」


聖人君主があきれ果てた。