「礎の響 Ver.2 天下的な分け目に立つ者 -Those Who Stand at the Divide-」 東京芸術劇場シアターウエスト 2026.08.06 18:00~
水野美紀さんプロデュースのこの芝居。昨年に引き続き、今年も。。。なんですね。と、チケットゲット。
今回は池袋の東京芸術劇場シアターウェストでの開催です。

前回の感想はこちら
前回は早乙女友貴さん(大谷吉継役)、和田雅成さん(石田三成役)、安田桃太郎さん(徳川家康役)など私が知ってる方がメインキャストにいらしたんですが、今回は申し訳ないです。。。全然知らない方ばかりで、、、
あ!廣瀬智紀さん(家康役)と現代人なのにタイムスリップさせられた人の加藤啓さんは知ってました。
まずはあらすじ
「時は2026年8月。東京芸術劇場。
扉が閉まるや巫女鈴の音が響き、
時空が歪む…。
その裂け目に現れるのは国産みの神、
伊邪那岐。
「……これが、お前の望んだ未来か。」
歴史を変えたなら、“今”はどうなるのか。
退屈した神は禁忌に手を伸ばし…
観客は、天下の分け目「関ヶ原の戦い」の真っ只中へと放り込まれる!
目の前で燃え尽きる命と選択の瞬間。
─変えるか。守るか。傍観か。
これは、あなたに託された物語。」(公式より)
前回は、観客の選択の紙を出すタイミングがよくわからず、なんやかんやのうちに終わってしまったことだけがちょっと残念だったのです。そのほかは、ほんとにすごくて、見ごたえありました。
今回は、紙を出すタイミングはばっちりでした。それも2回。しっかり野鳥の会ならぬ、ダンサーの方が数を数えてくれてました。
前回は客席の左右にも舞台のような場所があって、どこを見ようか!という感じでしたが、今回は基本舞台は前だけで、通路を縦横無尽にキャストが駆け抜けるという状態だったので、見やすかったと思います。
通路側の席だったので、キャストが通るたびに風が起こるのがリアルでした。
すごい速さで駆け抜けていくんですよね。。。
殺陣、それもアクロバティックな殺陣、スピードもすごいので、見ごたえ抜群で迫力満点でした。
さらに、ビートボックスの効果音が最高。ビートボックス、パワーアップされてました。
和太鼓と三味線、そして笙の音色が効果的なんですよね。
あの空間が別世界になっている感を受けました。
まずは1600年の関ケ原に飛ぶんだけど、そのあとはもう少しさかのぼって本能寺の変のあと、それから豊臣の世で、三成と吉継の話、三成との確執、そして関ヶ原。。。三成を裏切る武将、そんな感じで進んでいきます。
そして、吉継と家康の一騎打ちの場面で、投票タイム。
イザナギによって、時が止められ、投票を促されます。入場時に配られた紙を掲げて自分の意思を示すのですが。。。
三成と吉継の絆はよくわかるんですが、私は歴史を変えたくなかったので、「歴史を変えない」としました・・・
投票は圧倒的に歴史を変える!でした。
時が動き、吉継と家康の一騎打ちは、吉継が攻勢をかけ、西軍が優勢となり、家康が・・・というところで、再び、イザナギによって、時がストップ。2回目の投票タイム。・・・2回もあるとは思わなかった
私は今回も「歴史を変えない」に。。。。
と、投票は、確か、68-61と僅差で「歴史を変える」に。
なので、このまま西軍が勝利と思ったのですが、なんと!東軍が勝利し、大谷吉継は切腹という結末になりました。
歴史は変わらず!ん?投票結果はどういうこと?
投票によって毎回違うラストということですが、投票結果とは違う結末になることもあるんですね~ちょっとびっくり。
でも、その日の劇中のパフォーマンスやイザナギのさじ加減でいろんな結末になるそうです。
ちょっと調べたら、史実と変わったエンディングもあったようですね~
ということは、なかなか面白い結末だったのかもしれないですね。
吉継の切腹という結末には、ある意味驚きました。西軍の対象は三成なので、切腹なら三成だろうと思っていたので。
ただ、史実では三成は切腹していないし、小早川の裏切りにより自刃せざるを得なかったのが吉継なので合っていると言えば合ってるんですが、物語的には三成の最期で締めくくりそうな感じだと思っていました。
この舞台の一番のポイントは三成と吉継の絆であるので、吉継の切腹は劇的であり、イザナギが介入しても歴史は変わらなかったのだな~と、切なくもなりました。
前回に続き、この「礎の響」を見ることができてほんとによかったです。
没入型ノンバーバル(非言語)っていうんですね。でも、セリフがなくても、話は分かるのがすごいと思います。
ダンス、殺陣、ビートボックス、音楽 それだけで伝わるものなんですね。
キャストの感想ですが、、、、どの方もアクロヴァティックでスピード感あふれる演技で圧倒されました。
一番印象に残ったのは、三成役の井澤勇貴さんかな。大柄な体格を生かした演技がかっこよかったです。
吉継役の木原瑠生さんは、優男系で、最後の切腹ははかない感じでした。
カテコは撮影Okということで

それ以外にも、三成にわいろの不正をとがめられて、怒り、裏切りをする武将さんの扉の前での演技とかすごく伝わってきて、いろんな場所でいろんな演技をされているのを見ることの醍醐味を感じました。
来年も再来年も、ぜひぜひ続けてほしいと思います。
しっかりまた堪能しに行きたいと思います。
追記)プロデュースされているのは水野美紀さんたちということは知っていたのですが、キューブに所属されている(されていた?)内田滋さんも関わられていると聞きました。
久々にお名前を耳にし、活躍されていることを知ってうれしくなりました。






















