舞台「ノンレムの窓」 IMM THEATER 2025.12.17 15:00~

バカリズムさんの「ノンレムの窓」はテレビドラマ版は全部見てます。
それが舞台になる?ってことで、チケットゲットしました。
出演が風間ぽん、じろうさん、バカリズムさん(映像のみ)などなど
よくチケット取れたな~
ノンレムの窓は、日常の中で起こりうる、ちょっと不思議でちょっと笑える出来事を
ショートドラマにしたもの。
ノンレムはノンレム睡眠。。。深い眠りですね。ここからきているそうです。
舞台もショートドラマ風の話を4作連続で上演。あっという間でした。
笑ってたら、終わってしまったという感じ。
バカリズムさんの単独ライブに行ったことあるんですが、それと同じような感覚を受けました。
新作は最後の「バラエティ葬」で、あとは映像化されている作品です。
1つ目は「夕暮れ時の葛藤」
スーパーのレジのあるあるですね。どっちに並ぶ方が早いか、これって日常でよくあるシチュエーション。
レジに並んで葛藤する男が風間くん。
列の進みがどっちが早いかのような話だと思いきや、途中から意外な方向に。
最初は風間くん目線だけど、レジの1つを担当する新人さんの目線に変わり、そしてもう1つのレジのベテランさんの目線にと変わっていく様はほんとに面白かった。
けど、、、、風間くんが実は指名手配者だったという事実。それを知り、なおかつ今警察が向かっていると言われた新人さん。
時間をどう調整するか・・・そこにベテランさんの新人に対する意地も絡み、3者の思惑が面白すぎました。
基本ナレーションベースで心の中を表現するので、キャストは表情で演技。。。
でも、風間くんは秀逸ですよね。さすがだ~
2つめは「代行社会」
風間くんが代行業者の社員で、常連のクライアントからいろいろ代行の依頼を受けて・・・という展開だけど、今や代行は市民権を得てますからね~
常連のクライアントさんから、以前彼女への告白も依頼され、うまくいったのでプロポーズの代行を依頼されたところから。
しかし、プロポーズする相手の女性も代行が・・・・(それはじろうさん)
そのプロポーズは断られ、なぜかというと、クライアントの平田が浮気をしていて、その場に浮気をしていた女性の代行もきていてというカオス。
代行同士もめるんだけど、ちょこちょこ代行をしている側の心のうちも現れたりして面白かった・・・
さらに、この二人結局元サヤになって、代行の二人で彼女の両親にあいさつに行くんだけど、両親も代行って、、、こうなると何が何だかですよね。
代行同士なのに、じろうさんと風間くんでラブシーン。。。には爆笑でした。
3つめは「匿う男」
じろうさんが家で弁当を食べていると、切羽詰まった女性が、警察に追われているから匿ってほしいと、突然家にくるところから。
女性を演じるているのは与田祐希さん。
めちゃくちゃタイプの女性だったため、匿うことにした下心満載のじろうさんの表情やお芝居がすごい面白い。
1か月がたち、いろいろ思うことはありながらも紳士的に接してきたじろうさんだが。。。
突如、その女性が彼氏を連れてきて、、、彼氏と一緒に罪を犯して、ばらばらに逃亡、ようやく落ち合えたらしい。
その彼氏も一緒に匿ってくれと。すぐに通報しようとするが、ちょっと様子見。
しかし、その彼氏がすごくいいやつで、二人のラブラブ度を見ながら、3人で暮らすという。
結局、二人は改心して自首することに、その別れがなかなか切なかった。。。
面白かったけど、ちょっと切なく、いい芝居だわ~という感想に近かったです。
そしてラストは新作の「バラエティ葬」
最高に笑いました。
バラエティ好きだった父が亡くなり、娘がバラエティ葬を行うこととする。
母と娘はノリノリで、クイズ形式だのなんだのという、ど真ん中のバラエティ形式。
風間くん演じる兄は、正直それについていけず、反対しているが、どんどんと進んでいってしまう。
生配信まであり、さらにはどっきり企画まで。。。
観客は参列者になって、観客参加型の舞台に。
最後まで否定的な兄とこの家族の着地点はと、心配して見ていたら、何のことはない~
いやあ、びっくりした~そういうオチだったのかと、、、楽しめました。
4つの物語がそれぞれ個性的でしたね。ドラマとはまた違った温度感になりますね。
やっぱり役者さんの演技を生で味わうというのは映像とはちょっと違うなと思いました。
特に最後の「バラエティ葬」は観客参加型だから、舞台でないとできないだろうな~
話の合間にバカリズムさんが出てきて(映像で)、キャストとやり取りしたりして、飽きさせない進行もなかなかよいですね。
カテコがなくて、最後の「バラエティ葬」のラストでキャストがあいさつして、そのあとはスクリーンが下がってきて終わりでした。
キャストは皆さん、とてもよかった。
やっぱりじろうさんは上手いよな~もちろん風間くんは別格。
表情で見せたり、ちょっとした間で見せたり、みなさんさすがでした。
こういう楽しくて笑える舞台もいいですね。また第二弾やってほしいな。



























































