「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」 東京芸術劇場プレイハウス 2026.01.17 17:30~
村上春樹さんのこの作品を、藤原竜也さん主演で。
私は松田慎也さんを目当てにチケットゲット!
そう、会場に行って気づいたんですけど、この日は松ちゃんが出るアフタートークがあるってことでチケットをキューブで取ったんでした。

さて、いつものごとく原作は未読。そしてWikiであらすじを確認したんだけど。
二つの世界が交互に進行していくといくことで、原作読んでないとわかりにくいとの感想が。。。不安な気持ちもありながらの、観劇です。
が、、、結論から言うと、わかりやすかった。。。(ちゃんと理解できているかはわからないけど)分かったような気になった。
そして、すごく面白かった。本を読もうかなと思ったけど、上下巻なんだよね。読めるかな~と現在迷い中です。
芝居そのものもそうなんだけど、コンテンポラリーダンスっていうんでしたっけ?
場面転換もそうだし、芝居の中でも出てくるバレエダンサー(だよね)によるダンスがすごくよくて、引き込まれました。宮尾俊太郎さんの影がさすがでした。
で、このダンスって~て調べてたら、「私は真吾」の振り付けの方なんですね。
確かに同じ感じがしました。
話の内容は
「“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という二つの世界が同時進行で描かれる。
二つの物語が織りなす、思いもよらない結末とは――。
・ハードボイルド・ワンダーランド
“組織”に雇われる計算士である“私”(藤原竜也)は、依頼された情報を暗号化する「シャフリング」という技術を使いこなす。ある日私は謎の博士(池田成志)に呼び出され、博士の孫娘(富田望生)の案内で地下にある彼の秘密の研究所に向かい、「シャフリング」を依頼される。博士に渡された贈り物を開けると、そこには一角獣の頭骨が入っていた。私は頭骨のことを調べに行った図書館で、心魅かれる女性司書(森田望智)と出会う。だが博士は研究のために、私の意識の核に思考回路を埋め込んでいた。世界が終るまでの残された時間が迫るなか、私は地下世界から脱出し、どこへ向かうのか。
・世界の終り
周囲が高い壁に囲まれた街に“僕”(駒木根葵汰/島村龍乃介)はやって来た。街の人々は一見平穏な日々を過ごしている。僕は街に入る際に門番(松田慎也)によって影を切り離され、いずれ“影”(宮尾俊太郎)が死ぬと同時に心を失うと知らされる。僕は古い図書館で美しい少女(森田望智)に助けられながら一角獣の頭骨に収められた夢を読む仕事を与えられていたが、“影”から街の地図を作成するよう頼まれる。影は街から脱出する方法を模索していたのだ。僕は地図を完成させるために、図書館の彼女や大佐、発電所の青年(藤田ハル)から話を聞き、街の正体を探るのだった。」(公式より)
上にあるように、二つの世界を行ったり来たりしながら、話が進んでいきます。
最初は「世界の終り」
一角獣が住む街。影絵のような世界。このダンスだけで一気に引き込まれました。
門番(松ちゃん)に影(宮尾さん)を切り離され、この街にやってきた”僕”’(駒木根さん)
一角獣の頭蓋骨には夢が詰まっていて、それを読む仕事を与えられる。
切り離された影が死んでしまうと、”僕”は心を失ってしまう。その影から高い壁に囲まれたこの街の地図を作るよう頼まれる。
街の図書館の司書の女性(森田さん)に助けてもらいながら、地図を作り町から脱出する方法を探そうとしている。
もう一つの世界「ハードボイルド・ワンダーランド」
計算士である”私”(藤原竜也さん)は、博士(成志さん)に呼び出される。博士の孫娘(富田望生さん)の案内で研究所に向かうと、博士から一角獣の頭蓋骨を渡される。
一角獣のことを調べに行った街の図書館で司書の女性(森田さん)と出会う。
翌日、孫娘から連絡があり、博士がやみくろに襲われたと。
しかし”私”も、大男(松ちゃん)と小男(藤田ハルさん)の二人組に襲われ、部屋を破壊されてしまう。
やみくろの襲撃を受けながらも、博士に会いに行った”私”。博士は”私”の脳に時限爆弾を仕掛けていた。解除を頼むが、資料が奪われ解除できないと言われてしまう。
さらに、爆弾のタイムリミットを過ぎるとこの世界から消滅してしまうことも告げられれる。解除しようとそこからもがく”私”
”僕”は大佐(成志さん)と会ったり、発電所に行ったりして、地図を作ろうとしている。しかし影の体調が悪くなってしまう。影とあった”僕”はこの街を出ようと言われる、街の出口は必ずあると影は言う。
タイムリミットが訪れて、”私”と”僕”の世界が融合。”私”は、自分の中に自分が作った”僕”の世界があると気づく。そして失ったものを取り戻そうと、この街にとどまると影に話す。
”私”は”僕”。私の頭の中に、彼の独自の世界「世界の終わり」がある。
その、二つの世界が交差してなしていく物語。
幻想の世界「世界の終わり」は静かで一角獣たちが群れを成し、そして美しかった。
計算士の”私”はそういう世界を夢見てたのだろうか。だけど、それは博士によってアップデート?され、時限爆弾を仕掛けられ、、、
うーん、はっきりとは理解できたわけじゃないけど、なんか物悲しいなというのが印象でした。
世界観としては面白いけど。ちょっと深すぎるかな~
ちゃんと小説を読んでみないと理解はできない・・・読んでも理解できるかな。
ダンスチームが一角獣、やみくろ、影などいろんなものになって表現。
影絵のような演出がほんとに素敵だった。
場面転換をダンスでつなぐというのもよかったです。二つの世界をつないでくれました。
そして音楽は舞台上手にピアノを置き、生演奏で。これがすばらしかったです。
一角獣の頭蓋骨をたたく音も、効果音として鳴らしていました。
影が切り離されると記憶がなくなって、そして寒くなるとその影も死んでしまう。。
なんか悲しい。一角獣も同じで寒いと死んでしまうらしい。
一角獣の模型がロビーにありました。
さて、キャストの感想
”私”の藤原竜也さん
やっぱり竜也さんは舞台俳優だなと。存在感が違いますよね。
舞台にいると、ピンと張り詰める何かを感じます。
なかなか難解な役だとは思います。いろんな感情を持つと思うし、いろんな表情を見せるし、こんなに表現力がある役者さんはいないな~とほれぼれしながら見てました。
そうそう、終盤で10円玉を入れるシーンで、失敗して客席に転がるアクシデント。
カテコで竜也さんがお客さんに笑いかけてたのがすてきだった
”僕”の駒木根葵汰さん
初舞台というのを聞いてびっくり。そんな感じはみじんも感じさせないような堂々たる演技でした。
図書館司書の森田望智さん
「ハードボイルド」「世界の終わり」の図書館の彼女、二役を演じてます。
まったく違う声色で、違う人格を演出してました。”私”も”僕”も出会うわけだけど、同じ人という設定ではなくて、両方の世界違うってことなんですよね。
博士の孫娘の富田望生さん
ピンクがかわいい~舞台で見るのは初めてだけど、はつらつとしててよかったです。
博士他の池田成志さん
存在感ありますよね。博士は一筋縄ではいかないキャラだけど、それがよく出てて成志さんらしかった。
それと「世界の終わり」の方の大佐の感情がなくなって切ない感じ。さすがでした。
影の宮尾俊太郎さん
この役は宮尾さんのためにあるのではと思うくらい、ぴったりでした。
全身黒づくめ、顔も黒く塗ってたけど、しなやかな身のこなしでしたね。
バレエダンサーでなければできないと思いました。
一人でも、他のダンサーさんとの群舞でも、感情まで表現してたと思いました。
大男と門番の松田慎也さん
大男と小男(藤田ハルさん)とで”私”の部屋を荒らしにくるシーンは面白かった~
松ちゃんがめっちゃコミカルでしたよ。でかいですからね~大男はそのまんま。
面白担当というのも、あまり今まで見たことなかったな~笑いがおきてました。
門番は最初のシーンだから、芝居の始まりから松ちゃんが見れてうれしかったです。
この日はアフタートークがありまして、
登壇者は、松田慎也さん(司会)、駒木根葵汰さん、藤田ハルさんでした。
駒木根さんは初舞台だと言ってましたが、堂々としてましたよね。
松ちゃんの司会は結構グダグダでした。さすがキューブの人でした。
皆さん、原作は読んだそうですが、けっこう時間がかかったという駒木根さん。
松ちゃんはあっという間に読んだそうです。
司書のひとが旦那さんが亡くなった話をするところが好きだと言ってました。
思わず帰りに松田慎也様のブックマークを購入して帰りました!


























