人口減少と減る失業率、増える雇用者のパラドックス | moltoke_Rumia1pのブログ

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ツイッタ―の経済クラスタの記録。
140字で入りきらない分の考察やら感想、予測などの置場。
それでも今日、リンゴの苗を植えていこうの精神で色々と書いていきます。

(・ワ・) ここに一部の人々には受け入れにくい事実があります。


失業率は民主党政権下でも減少し続けている。

現在の失業率減少は政策面の問題ではなく、人口減少と

定年退職者増加による自然発生的なものに過ぎない。


(。Д。) さて、このお話を検証してみるとある驚くべきお話が

浮上してきます。



http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/kouhou/useful/u01_z19.htm

統計局ホームページ 平成22年度人口ピラミッドより


(・w・) 失業率の自然減説の話は、引退する世代の

人口と就労を始める人口の差に注目したもので、

人口ピラミッドみたら正しそうに見えます。


(・w・) が、ここには2つの視点が実は抜けています。

引退する世代が全部引退できるわけではない←高齢者の再就職

引退する高齢者の世代ではなかった女性就労の拡大がある


(・w・;) もし、失業率が人口減少による自然減で減って

いるのであれば、それは就労者や雇用者の減少という形で

観測可能になります。


総務省労働局の労働力調査はもっと恐ろしい事実を語って

います。





総務省統計局 労働力調査 2014年11月速報より抜粋

http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/201411.pdf


(・ワ・) まず、就業者数減少は現政権になって実は起きて

いません。ほぼ増えるか同値。


なぜ、そんなパラドックスじみたことが起きてるのかと言えば

今引退してる世代の時には労働力にカウントしてない部分が

働いているからです。


先程も触れましたが、1つは女性労働者が増えていること。

もう1つは65歳以上でも働いている層が増えていること。

これが64歳以下の男性の労働者の減少を補っていって

しまっているわけです;

そして高齢者再雇用の場合はたいてい、一度正規社員を

退職して非正規社員としての再雇用となる形式が多く、

これが非正規の割合増加に一役買っているともいえます。


(=w=;) なんという総動員体制;

人口増加策をどんどんやっていかなければならないのが

分かりますね;


(・w・) 人的資源は限界まで使ってるのが現状ですので

これも賃金引上げの要因になる可能性はあります。


今のところのいい側面はそんな感じで、このままいくと

働ける層は生涯現役社会となる感じがします;;


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