米債務上限問題、10月半ばがデフォルト回避期限=財務長官
| Reuters
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE97P07X20130827
(・w・) 2011年8月の債務上限問題と2012年12月の財政の崖で
大騒ぎしていたアメリカの債務上限の問題は再び10月1日に議会で
妥結が起きない場合に政府機関の閉鎖に陥る事態に追い込まれました。
(=w=)
今回の件で3つくらいシナリオは考えられます。
米国債:3週連続で上昇、予算協議難航で政府機関閉鎖を警戒 - Bloomberg http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MTSUE16TTDSG01.html
1つは楽観シナリオ
共和党が11月15日までの政府機関を運営するための予算を認めた上院の
暫定予算を承認して、11月15日までに予算の妥協が図られた場合。
この場合、11月15日までは政府機関の閉鎖はぎりぎり回避され、アメリカの
国民生活にも世界経済への影響も小さなもので済みます。しかし、共和党に
とっては、自分達のオバマケア延期を求めた修正予算は拒否される公算が高く
妥協できるかは難しいところです。
2つ目は現実的なシナリオ
暫定予算は否決されてしまい10月17日の財務相が言ってる予算の尽きる
期限までに予算に関する妥協が成立する場合。この場合、政府機関は2週間強
閉鎖されるため、その間の悪影響は色々と出てきます。
(・w・) 1996年でもそうした事態が起きたため、一時的に急激な円高が生じた
ことが起きましたね。
(=w=;) 問題はクリントン政権時期は経済政策が上手く回っていた時期だった
のもあり、景気が良かったため悪影響は短期間で回避されましたが、アメリカに
してもサブプライムローン等の悪影響から経済は回復途上。
(・w・;) 折角の回復軌道に乗った経済の腰を折りかねませんし、影響は世界に
拡大していってしまうでしょう。
3つ目は悲観シナリオ
(・w・) これが起きるとは正直思えませんが、10月17日以降も妥協が成立
せず、予算が尽きてしまう場合。政府機関を閉鎖し、あれこれ時間稼ぎをする
にしても11月までには技術的な債務不履行って意味不明な事態が起きる
可能性もごくわずかに有ります。
(=w=;) あちらもそこまで愚かではないでしょうが、単にいつものプロレス的な
ことだと油断してると酷い目に遭うこともあり得ないことではないでしょうね。
(・w・) 今年の秋の嵐が短期間で済むことを祈らざるを得ませんね。
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