藤巻健史氏の日本財政破綻論に見る無責任な繰り言の害悪。 | moltoke_Rumia1pのブログ

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それでも今日、リンゴの苗を植えていこうの精神で色々と書いていきます。

安倍財政で日本は年内にも破綻、「ガラガラポン」早まる-藤巻氏(3)

- Bloomberg

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MGL71J6JTSEE01.html


(・д・) さて、当該記事を見る前にこの藤巻健史氏がどのような人物

なのかを書いてみましょう。


暴落の予言に抗う日本国債

http://goo.gl/q5Tto

(以下引用)

JPモルガンの元花形トレーダー、藤巻健史氏は10年以上にわたって

間違ってきた。日本国債を売り持ちにしたことで2000年にジョージ・ソロス氏

にお払い箱にされて以来、藤巻氏は財政破綻が間近に迫っているとの予想

の下、年金生活者に手持ちの円を減らすよう助言して生計を立ててきた。

(引用ここまで)


(。д。)

約3年前の2010年4月20日にはこんな記事書いてましたね。


「日本破綻」恐怖のシナリオ 株価7千円割れ、1ドル200円

http://megalodon.jp/2010-0421-2048-25/www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100420/dms1004201618006-n2.htm

WEB魚拓より ZAKZAK記事


(=w=) で、円は1ドル200円になったのでしょうかね?


NEWSポストセブン|1ドル=360円まで下落してもおかしくないと藤巻健史氏分析

http://www.news-postseven.com/archives/20111226_77178.html


(・w・) 2011年11月の記事だと、今度は1ドル360円にと書いてる

訳で、基本的にこの人の書いてるのは財政破綻と極端な円安がーって

話に終始しています。


で、以前からこうした人々の言い出す長期金利上昇による利払い増大

での破綻ってお話はホッケー・スティック曲線ってお話でも書かれて

いましたね。



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1995年 合衆国破産―かくて、ドルは紙クズとなる


(・w・) まぁ、アメリカは連邦債務上限問題で揉めているものの

別段破産することなくやってますし。


2月15日の当たりで財源が尽きると叫んでる人はいますが、民主党

と共和党の穏健派が妥協するだけで、債務上限の引き上げの話は

まとまる程度のお話だったりします。


(・w・) その代り、歳出削減を更にやるので、それがこの前の減税の

一部打ち切りと重なり、アメリカの景気悪化の要因になるでしょうけど

ね。


(=д=) まぁ、藤巻氏の語る財政破綻論ってのはようするに『岩石理論』

と呼ばれるもので、下り坂にある石を動かそうとすると後は制御不能な

速度で落下するもの。


(・w・) しかし、現実はそんなお話でもないのですよ。



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 http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=GJGB10%3AIND

ブルームバーグ 日本国債10年物金利推移より


(・w・) 小渕政権時代の公共事業の分の国債償還が集中した

2008年―2009年時期でさえ、10年債は2%下回る利回りで今は

僅かに上昇しただけど1%割れてる程度。


(=w=;) 

自国で金融政策がとれて、自国通貨があり、国内で極端にリスクを

嫌がる金融機関は日本国債を買い取り、日銀の金融緩和のための

買いオペで未達が発生(国債を金融機関が充分に売ってくれない)

するくらいに運用先のない状態。


長期国債買い入れで札割れ 日銀基金のオペで初

http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012051601001238.html

47Newsより 2012年5月


(・w・;) 金利上昇が気になるならば、日本銀行に買いオペを増やして

調整するなりして時間を稼ぎ、その間に景気対策をやって経済を成長

させ、税収を増やせばいいだけのこと。



日銀の国債買いオペ増額、金利上昇抑制に明白な効果=財務相 | Reuters http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37059520090319

2009年3月19日記事

(・w・) リーマンショック後にはやってますしね。


(=д=) まぁ、藤巻氏を含めた日本財政破綻論者にとって、日本が

再び経済が成長し、景気が良くなるのは都合が悪いのですよ。

なぜなら、外資系金融機関に紹介して、そっから収益を得てるのが

彼らの収入源なわけですし。


(・д・) で?彼らが紹介した外債投資、リーマンショック時には

どうなりましたかね?あの当時の損害の酷さってのは投資を齧った

ことのある人なら記憶があるように思います。


日本銀行:資金循環統計(2012年第3四半期速報):参考図表

http://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjexp.pdf

P7参照 家計の金融資産に占める外貨建て資産の比率が

あの時期に大幅に低下したのが分かります→つまり大損害



3%程度から2%切る程度まで急落してますしね。



(=w=) そうした自身の失敗には弁解せずに、延々と破綻論を

撒き散らかし、今日も彼らは外債投資を勧める訳です。


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