火薬庫で火遊びをする朝日新聞。中国機への警告射撃記事に見る新聞の誇張報道の危険性 | moltoke_Rumia1pのブログ

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ツイッタ―の経済クラスタの記録。
140字で入りきらない分の考察やら感想、予測などの置場。
それでも今日、リンゴの苗を植えていこうの精神で色々と書いていきます。

領空侵犯に信号射撃 対中国で防衛相方針 - 朝日新聞デジタル

http://t.asahi.com/9dhx

http://megalodon.jp/2013-0116-2302-11/www.asahi.com/politics/update/0115/TKY201301150098.html?tr=pc


中国機領空侵犯 曳光弾で警告射撃も(産経新聞)

- Y!ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130116-00000512-san-pol


ファイル:領空侵犯機に警告射撃も--小野寺防衛相 http://mainichi.jp/select/news/20130116ddm005010144000c.html


(・w・) この話の一番最初は朝日新聞の記事から。今は変更されて

いますが、最初はこちらの検証サイトでまとめられての通り。



防衛相「信号弾で警告」 発言の事実なし | GoHoo

http://gohoo.org/alerts/130115-2/ @Watchdog_Japanさんから


(・w・) 朝日記事を紹介する形で警告射撃を実施すると中国で記事が

大きく紹介される→しかし、香港メディアの質問した記者は防衛相は

警告射撃とも、信号弾とも、そうした文言は使ってないと返答

→引用元の朝日の記事が悪いとの話が広まると。


(・д・) で、元の質疑応答の内容は公開されてたりします。


防衛省・自衛隊

大臣会見概要:平成25年1月15日(11時10分~11時21分)

質疑応答より

http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2013/01/15.html

(以下抜粋)

Q:つまり、中国の飛行機が日本のいわゆる領空に入ってきた場合、

この警告射撃ということは、ありうるということでしょうか。


A:どこの国も、それぞれ自国の領空に他国の航空機が入って来て、

さまざまな警告をした中でも退去しない、領空侵犯を行った場合、これ

はそれぞれの国がそれぞれの対応を取っておりますし、我が国としても、

国際的な基準に合わせて間違いのない対応を備えていると思って

います。

(抜粋ここまで)


(・w・) これは従来の方針と何も変わってないですよね?

朝日新聞は何を報じたんでしょう?警告射撃と誇張した原文では

触れてない表現を使い、危機を煽った挙句、それが中国メディアに

広がり両国の関係が更に悪化する種を撒いたわけです。


(=w=;) 火薬庫で火遊びしてるのと同じ話じゃないですか;

これで社会の公器を誇れる辺り、私には理解できないものです。


(・w・) インターネットへの公開情報が増えたおかげで、以前なら

良く分からなかったり時間がかかった一次情報へのアクセスが簡易に

なったため、新聞社の煽りも分かり易くなりました;


新聞報道の誇張による日中関係の悪化なんて話になれば、記者の

思い込みが現実を改悪してしまうなどという恐ろしい現実が今回の

事例で明らかになった訳です。


報道って名前の第三の権力は、読者側からの検証によりチェックする

必要がある時代が来たって話なのでしょうね。


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(・w・) 報道の力を使うことで事実を塗り替え、望む情報で

世論を変えてしまう現実がこの本には書かれています。


誇張報道で両国間の緊張が高まってしまった今回の事例

のように。