そもそも、プロパガンダとはある特定の主義、主張の宣伝の事ですが、これは、どうしても権力者の意向が反映されますね。


これを声楽発声の指導におけるプロパガンダと言う側面を考えてみると、指導者の意向そのものに偏りや虚偽があった場合、非常にリスキーなものになるだろう!


現状は、流通における軽やかさに意向が通っている事は、様々な状況を観ても明らかです。


ですから、加齢による肉体に対して、その様な指導を施せば、悪くなるに決まっているでしょう。


オペラ団体の一般人、中高年コースなどで、その団体の偉い先生のご指導で、声が発達した事例などよりも、圧倒的に崩れたと言う事例が多いと思われるのも、その様なプロパガンダによる偏向があるからであろう。


そして、自らの教えにより、他人だけではなく、指導者自らの不具合も惹き起こしている事実に、ご本人は、意外と無頓着である事にも問題があるだろう。


ほんと、救いが無いとは、この事である!