先日の記事に、マエストロの自慢する様ではダメ!

と言う内容の続きですが、マエストロの権威に少しでも依存すると、それを笠に着ますね。

権威と言う人間が作り出した虚像のシステム、付加価値を持ち出すと、精神的にその下駄を履く事になり、それを持ち出し肯定的に確証バイアスが掛かります。

その確証バイアスにより、現実の現象そのものを客観的に観ると言う事が出来づらく成ってきます。

しかも、世界的に権威を持ち出した処でオペラ歌手が食べて行けない状態です。

更には老後どうやって暮らして行けるの?

雀の涙ほどの厚生年金、その下の国民年金でどうやって暮らして行けるのか?


若い人達にも忠告しておきますが、音楽の道で曲がりなりにも食べていけるなんて虚構に騙されないで下さい。

でなければ、私の年齢になり悔やんでも悔やみきれません!


この現実から目を背け、夢ばかりを見て暮らせるのは若い時だけです!


これからの世の中、私もどうなるのか分かりませんが、覚悟は出来てます。


生活に困ってみて、初めて現実を知ることになります。

なまじっか、若いうちに音楽で食べて行ける事があっても反って取り返しのつかない事になることも考えられます。


音楽家の社会的信用って、住宅ローン組める音楽家の割合ほどでしょう。

著しく低いと言わざるを得ません。


なんだか、こんな現実をblogの記事に記載している今も哀しくなってきました。


何はともあれ逞しく生きて生きましょうよ!