最近、発声の中心点と言う設定を明確化したお陰様で、一段階レベルアップする生徒さんも増えて来ました。

それと同時に、何が出来ないのか、何をしなければならないのか?と言う事も明確化されて、生徒さんも納得されてます。


物事を体系化すると言う事の意味がわかってきました!


教える側も教わる側も、その中心概念が無ければ、その中心軸を失った声は、状況に流され、周囲に流される傾向に陥ります(意味分かるかなあ?)。


中心点に止めつけておく力!

これこそ、冷静沈着、落ち着いたマインドと言うバランスの取れた零地点と言えるでしょう。


これが理解出来て体感し、境地に達すると、それこそ、浮世での結果など、嫌でも後から付いてくる?と言う理解に至り、ある種どうでも良くなります。


それが無いから逆に権威に拘るのでしょう。


権威とは、解らぬ素人に対する効力であり、例えばどんな凄い肩書きでも、永田に取ってはそんな事は関係無く、中心概念の基礎が有るのか無いのか?が問題となる訳です。


その様な不確実な権威をも信じてしまい、思考停止してしまうのが権威主義だとすれば、演繹法に偏った思考を見直さねばならないと思います。

思考が及ばない、反応の世界になってしまいます!


発声指導の現状を通して、権威、社会的ポジションのいい加減さを学びました。


これは、発声の世界だけに限った事ではないと思われます。