以下、WEB紹介記事より

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『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』など数多くの傑作を残してきた宮沢賢治。
清貧なイメージで知られる彼だが、その父・政次郎の目を通して語られる彼はひと味違う。
家業の質屋は継ぎたがらず、「本を買いたい」「製飴工場をつくってみたい」など

理由をつけては、政次郎に金を無心する始末。
普通の父親なら、愛想を尽かしてしまうところ。
しかし、そんなドラ息子の賢治でも、政次郎は愛想を尽かさずに、ただ見守り続ける。
その裏には、厳しくも優しい“父の愛”があった。

やがて、賢治は作家としての活動を始めていくことになるが――。
天才・宮沢賢治を、父の目線から描いた究極の一冊。

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宮沢賢治がどんな家で生まれ、どんなふうに生き、なぜ童話を書いたのか?
この本を読んで多くのことを知ることができた。
 

文章は読みやすく物語としてもとても面白い。

登場人物も分かりやすく最後まで一気に読めた。
 

小説の後半に『雨ニモマケズ』全文が載っているが、

「ああ、これはこんな時に書かれたものだったのか」と思い

読んでいて涙が溢れそうになった。