『書店ガール』 碧野 圭(著)
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吉祥寺にある書店のアラフォー副店長理子は、
はねっかえりの部下亜紀の扱いに手を焼いていた。
協調性がなく、恋愛も自由奔放。
仕事でも好き勝手な提案ばかり。
一方の亜紀も、
ダメ出しばかりする「頭の固い上司」の理子に猛反発。
そんなある日、店にとんでもない危機が……。
書店を舞台とした人間ドラマを
軽妙に描くお仕事エンタテインメント。
本好き、書店好き必読!
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「書店好き必読!」
につられて買ったのですが(笑)
この本、面白かったです!
前半は、
女性同士の人間関係や
恋愛・結婚について
けっこうドロドロの内容で、
読んでいて暗い気持ちになりました。
途中で読むのを止めようかとも
思ったのですが・・・
後半、
書店のピンチを救うべく
立ち上がったスタッフのがんばりには、
目を見張るものがあり
目標を持つことの大切さや
チームワークの素晴らしさなど
とても面白く読めました。
書店・出版社・作家の関係や
クレイマーの出現などなど・・・
業界ならではの内容が盛りだくさんで、
本屋さんの裏側を
ちょっと覗いた気になりました。(笑)
仕事の楽しさってなにかな?
ということを
改めて考えさせてくれた本でもあります♪
次に本屋さんに行くのが
楽しみになりました!