数年前から、
モルテックでは、「新3K」を提唱しています。
昔の「3K」 は、
キツイ、汚い、危険 の3つ。
これは町工場の代名詞となり、
テレビで町工場の取材をすると、
たいてい、このイメージを映したがります。
このイメージを払拭したくて、
金型屋の若手(?)経営者の数名で考えたのが、
「新3K」・・・
「キレイ、カッコイイ、感動!」 の3Kです。
今日は、この中の「カッコイイ」についてお話しします。
「カッコイイ」というのは、
イケメンだとか、スタイルがいいとか、
作業着のデザインがカッコイイのではありません。
作業している姿が様になっていたり、
板についている状態をあらわします。
機械を使ったり、手仕上げをしたり、
腕がいい職人さんは、
みんな、カッコイイものです。
ボール盤での穴加工ひとつとっても、
最初は、へっぴり腰で、カッコ悪い。
でも、だんだんと腰が入るようになり、
肘も締まって、動作がカッコよくなってきます。
昔、入社したての頃、旋盤を使っていて、
「おまえのは、旋盤(センバン)じゃなくて百番(ヒャクバン)だな」
などとバカにされましたが、
これなど、まさにカッコ悪いの典型です。(笑)
ところで、
「板に付く」という言葉ですが、
この「板」というのは、かまぼこの板や、
まな板のことではありません。
ここで言う 「板」 とは、
芝居用語で使う 「舞台」 のことです。
経験を積んだ役者の演技は、
舞台にしっくりと調和されていることから、
「板につく」という言葉が生まれました。
工場の中に立っているだけで、
機械と調和して様になる。
そんな姿が、「カッコイイ」 です!
カッコイイ姿になるためには、
やっぱり努力が大切です。
新人君も、ここを目指してほしいものです!
・・・もちろん、動作だけでなく身だしなみも大切。
作業着は、ちゃんと洗濯しましょうね。(笑)
