金型屋の社長から愛をこめて


最近、いくつかの商品開発に携わっています。


商品を作る際に、一番問題になるのが予算組み。



いくらで作って、いくらで売るのか?


ここが決まらないと、商品を作ることはできません。



予算組みをする上で、


一番大きなウエイトを占めるのが金型代です。



これまで、ずっと金型を作ってきましたが、


金型代を高いと思ったことはありません。


むしろ、「もう少し高く売れないかな~」


などと考えていました。(笑)



でも、


自分が商品を作る側に立ってみると、


金型代の負担は、かなり大きいことに気付きます。



もちろん、


大量に作るのなら、


金型代なんて、大したことないです。



問題は、小量生産の場合です。



たとえば、3つの部品を金型で作ったとしましょう。



仮に、1つの金型が30万円だとすると、


3つでで、90万円かかります。



この商品を1,000個売ったとして、


1個あたりにかかる金型コストは、


900,000÷1,000 = 900円



300円くらいで売りたい商品だとすると、


金型コストだけで、原価が売価の3倍になってしまいます!



これに、成形費用やら、


塗装、印刷、組立、梱包、発送、


広告宣伝費用、等々・・・・


いったい、いくらの商品になるのでしょう。



もちろん、数が増えれば、


1個あたりの金型コストは下がります。



上の例で考えれば、


1万個作れば、金型コストは90円になります。



10万個になれば、たったの9円です。



こうやって考えていくと、


少量の商品企画では、


金型代の負担が、いかに大きいか分かります。




少量の商品開発にたいして、


単に値引きするだけでなく、


金型コストを低くする方法は?



このあたりも、今後の大きな課題です!



商品開発しなかったら、


考えませんでしたね~


こんなこと。(笑)