お母さんという女 (光文社)
益田ミリ(著)
フラッと入った本屋さんで、
平積みしてあった、この本。
なんとなく気になって、
買ってみました。
出版社/著者からの内容紹介
------------------------------------------
自分が子どもの頃の母のことを想うと、
せつないような、不思議な気持ちになりませんか?
母と一緒に過ごす、
なんてことのない毎日の昔と今を愛を込めて著者が描く、
笑ったあとにホロっとくる、
ほのぼのコミック&エッセイ。
大好評だった文庫版のイラストをすべて新しく描き直し、
書き下ろしを加えての新装版。
------------------------------------------
行間が広くて読みやすく、
コミックも混じっているので、
あっという間に読んでしまいました。
女性が母に対する想いって、
こんな感じなのかな?
と思いながら読んだのですが、
男でも、「ある、ある!」と思う場面も多く、
読んでいて、思わず笑ってしまいました。
ちょっとだけ紹介します。
-----------------------------------------------------
母の写真、
すなわち、おばちゃんたちの写真には
大きくふたつの特徴があるように思う。
その1つが「悪ふざけをしない」ということだ。
若い子たちがわざと変な顔をして
写真を撮るような考え方は、
彼女たちには、まずない。
やってピース、
もしくはダブルピースである。
ほどよくにこやかに笑い、
体は少しでも痩せて見えるように斜め構え。
数人で写っている場合は
みんなが斜めになっているせいか、
それはまるでドミノのピンのよう。
一番最初のおばちゃんを突けば
バタバタと倒れていきそうである。
さらにもうひとつの特徴は、
外で写した写真は風景がメインということ。
もちろん、風景がメインなのは別にいいのである。
ただ「人物も一緒に入れたい」という
おばちゃん魂のでいで、
風景の中にものすごーく小さい
人物が入っていたりするのである。
(途中、略)
結局人物はミニチュアサイズ・・・・。
表情どころか、
じっくり見ないとわたしなど
誰が誰だかわからないほどの構図になっているのだ。
母いわく
「着ている服でわかる。」
ということである。
-----------------------------------------------------
母や"おばちゃん"を観察する視点が面白いのと、
お母さんに対する深い愛情を感じて、
読んでいて、とても温かい気持ちになりました!
↓よろしければ、クリックお願いします。
