今回の世界不況の影響は、
様々な業種に及んでいますが、
建築や不動産も、大打撃を受けています。
昨日、テレビを見ていると、
住宅関連の驚くべき特集を、やっていました。
注文住宅メーカーが破綻して、
家が建たないまま、施主にローンだけが残った、
というニュースです。
中には、着工していないのに、
全額を支払ってしまったケースもあるそうです。
なぜ、こんな事が起きたのでしょうか?
普通、注文住宅を建てる場合には、
最初に10%を支払い、
工事の途中で、30%ずつ2回を支払い、
完成後に、残りの30%を支払います。
ところが、今回のケースでは・・・・
全額を、着工前に支払ってしまったというのです!
破綻した住宅メーカーは、
会社の経営が行き詰ってきて、
苦肉の策として考えたプランというのが、
「前金で全額支払えば、
工事費用の5%を値引きします。」
という、とんでもないプランだったのです。
これに、引っ掛かってしまった人は、
更地のままの土地を抱えて、
全額のローンを、この先、何十年もかけて、
支払っていかないと、ならないのです。
住宅というのは、
人生で一番高い買い物です。
25年や30年、またはそれ以上のローンを組んで、
そのお金を支払います。
家一軒建てるのが、精一杯です。
全額支払って、ローンを組んでいた場合、
もう一軒分のローンを組める人は、そうそういません。
つまり、家が無いのに、
その分のお金を、一生支払うことになってしまいます。
なんとも、やるせないニュースです。
会社を経営する立場としては、
やっていいことと、悪いことの、
判断を誤らないようにしたいものです。
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