昨日、お隣りの会社、S製作所を見学させていただきました。


お隣なのに、実は一度も、おじゃましたことがなかったんです。



先代の父は、お隣のS会長と仲がよかったようなのですが、


私の代になってからは、まったく、お付き合いがありませんでした。



ふとしたキッカケで、S会長とお話しすることができ、


お互いの工場の中を見せあうことになりました。



S会長は、会社の創業者で、亡父と同じ立場でした。


お話ししていると、「似ているな」と感じることが多々あり、


なんだか、笑ってしまいました。(失礼)



工場の中を見せていただいて、とても感心したことがあります。



部品を組み立てる機械やら、検査治具やらが、


所狭しと並んでいるのですが、


どれも、手作りなんです。



S会長曰く


「この機械、買ったら200万円くらいすると思うけど、


廃材とか利用して作ったから、2万円しか、かかってない。」


とのこと。



まさに、


金型屋の社長から愛をこめて


ナッちゃん の世界なんです!


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いくつかの機械を見せていただきましたが、


どれも、発想が奇抜で、よくできています。



そして、


この機械を説明するときの、


S会長の顔が、とっても楽しそうでした!



この30年ほどで、


ずいぶんとモノ作りは、変わりました。



NC工作機械や、CADの登場で、


我々は、近代的なモノ作りの道を歩んできました。



そんな中で、


機械は買うもの、 道具も買うもの、


という発想が出来上がってしまいました。



でも本来、


機械は作るもの、 道具も作るもの、


なんです。



工夫して作ることにこそ、


喜びがあるのでは、ないでしょうか?



もう一度、モノ作りの原点に還る必要が、ありそうです。




そういえば、私が子供の頃、


何かといえば、父が色々なモノを作ってくれました。



学校の宿題で、動く動物(たしか犬)を作ったときなど、


ほとんど父が作ってしまいました。



他の子は、紙で作っているのに、


私のは・・・・プラスチック製です。(笑)



まるで、売っている玩具みたいで、


先生から、


「さすがに、金型屋の息子だよなー。」


「これは、たいしたものだ!」


と、みんなの前で褒められたのですが、


実は、父が作ったモノだったので、


ものすごく恥ずかしかったのを、覚えています。(汗)



恥ずかしかった思い出とともに、


父が、モノを作ったときに見せた笑顔も、忘れません。




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