共通テスト 2021 化学 解説 第4問 | もるもる集合場

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第4問

問1  ①

 ①ナフタレンの酸化は、無水フタル酸になります。

 

 

問2  ③

 ①けん化価は、油脂1gをけん化するのに必要なKOHのmgなので、

  油脂mol=1/M が大きいとけん化価は大きくなります。

 

 ②ヨウ素価は、不飽和結合が多い方が大きくなります。

  乾性油は不飽和結合が多い油脂なのでこれは〇

 

 ③硬化油は、H2と反応させるので、還元反応です。

 

 

問3  

  a ③

 酸化してケトンが生成されるアルコールは、2級アルコールです。

 2級アルコール(-OHがついている炭素原子にCが2個結合している)はイウエの3つ。

 

 

 b ②

 アルコールの脱水のお話。(ザイチェフの法則ですよ。)

 ア:1種類,  

 イ:(主)幾何異性体ができ2種,(副)1種 ⇒計3種

 ウ:1種

 エ:(主)1種,(副)1種 ⇒計2種

 

 

問4  ①

 ①× ナイロン6は、カプロラクタムの開環重合で、アミド結合は一つです。

 ②〇 有名なお話。分からない人はビニロンの所を復習しましょう。

 ③〇

 ④〇 加硫です。(たくさん入れるとエボナイトになります)

 ⑤〇 ポリエステルは色々なところで使われています。

 

 

問5 ②

 この化学反応式のイメージは以下のとおり。(nは係数)

 

nB → A + (n-1)H2O

 

 すると、質量保存の法則より、

  89n=2.56×104 + 18(n-1)

   n≒360

 

 Bが360のあるので、アミノ酸の巻数は360/3.6=100こ

 ひと巻き0.54nmなので、

 今回は 0.54×100=54nm

 

 

(別解) もぐもぐ

  *アミノ酸の分子量に比べて水はとても小さいので無視。

  *アミノ酸がペプチド結合をする際、分子量は18減る。

 

 重合度を求め、らせんの巻き数から、らせんの全長を求めると、、

  (2.56×104/71)×(1/3.6)× 0.54=54