どんどんいきますよ
第2問
問1 ③
結合エネルギーがヒントになっていますので、
「反応熱=(生成物の結合エネルギーの和)-(反応物の結合エネルギーの和)」
に代入して解きます。
ヒントの式: 1/2H2+1/2Cl2 =HCl+92.5
なので、、 92.5=X-0.5(436+243)
X=432
問2 ①
ルシャトリエですよ。「変化を打ち消す方向に、平衡は動く!!」
①圧力を高くした⇒係数の和が小さくなる方向に動くよって、
アンモニアが増加する方向に平衡は動く!!
N2+3H2⇔2NH3
問3 ④
溶解度積。計算した値が、Kspの値を超えると沈殿しちゃいます。
塩化銀の溶解度積=Ksp=[Ag+][Cl-]=1.8×10-10
実験Ⅰ:[Ag+]=2.0×10-3×100/1000×1000/200=1.0×10-3
(硝酸銀aq中のAg+ mol/L)×(硝酸銀aqL)÷(混合液のL)=(混合液中のAg+mol/L)
[Cl-]=同様に=1.0×10-3
[Ag+][Cl-]=1.0×10-6 > Ksp なので沈殿する!!
実験Ⅱ:[Ag+]=1.0×10-5
[Cl-]=1.0×10-5
[Ag+][Cl-]=1.0×10-10 < Ksp なので沈殿しない!!
実験Ⅱ:[Ag+]=1.0×10-5
[Cl-]=5.0×10-6
[Ag+][Cl-]=5.0×10-11 < Ksp なので沈殿しない!!
*各イオンで,モルを求めて、混合溶液におけるモル濃度に直すのがポイントですよ。
問4
電気分解の問題は、各電極での反応がわかることが大切!!
電解槽Ⅰ:硫酸銅水溶液
(陰):Cu2+ + 2e- → Cu
(陽):Cu → Cu2+ + 2e-
*陽極がPt,C以外は電極が溶ける。
電解槽Ⅱ:希硫酸
(陰):2H+ + 2e- → H2
(陽):2H2O → O2 + 4H+ + 4e-
a ②
ヒント:あるA[アンペア]で1930秒電流を流すと、電解槽Ⅰの電極が0.32g増えた。
⇒ Cu mol =0.32/64=0.005 なので、、
電子 mol=0.01
秒×A/96500=電子mol の式より、、
A=0.01/1930×96500
A=0.5
b ⑥
上に解説してるとおりです。
問5 ④
「係数の比=反応したモル比」より,H2O2:e- :1:2
H2O2のモル濃度をA(mol/L)とすると,放出した電子のmolは、、、
⇒ A×10/1000×2 と示される。
同様に、過マンガン酸カリウムが受け取った電子のmolは、、
⇒ 0.05×20/1000×5 となる。
よって、酸化還元反応では、、 (☆電子のキャッチボールですよ)
「酸化剤がもらう電子mol=還元剤が放出する電子mol」なので、が
A×10/1000×2=0.05×20/1000×5
A=0.25
以上、第2問でした。
ぜんぜん難しくはなくて、基本的な問題がでてますね。