ool's Journey 愚者の旅  Day70 USBプラグ | ∴MOLIVAN∵のブログ

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Success Fortune 筆頭占術士
フォーチュンアカデミー 専任講師

 今回の画像の向きはこれで正しい。天地を逆さまに掲載してしまったのでは無い。
標準的なタロットカードには、各カード其々に正位置と逆位置の意味がある。正逆での違い方には3つのパターンがあり、

A)概ね反対の意味になるもの。 
B)過剰または過小の意味になるもの。
C)変わらない、あるいはほぼ変わらないもの。

 に分類される。A)の「好き⇔嫌い」「ある⇔なし」「成功⇔失敗」などの感じは判りやすい所だし、C)の正位置でも逆位置でも意味が変わらないものも理解しやすいだろうが一言付け加えておくならば、トートデッキなどの最初からすべてのカードに正逆の読変えが初めから設定に無い場合は、タロティスト自身によってスプレッドに対して相応しい読みに変える事が求められるのであって、片方の意味だけが割り当てられているのでは無い。しかし、B)には少し説明が必要だろう。例えば「食べる」の反対は「食べない」で、A)のケースになるが「食べ過ぎた」「食べ足りない」ならB)に該当する。ライダーウェイトデッキの中でC)に分類されるカードは、大アルカナならⅩⅥ <THE TOWER>,小アルカナならこのワンドの4が代表例である。

 なぜ急に今回この話なのかと言うと、デスク周りのLANケーブルを引き直そうと備品類をネットで注文していたら、ソレを見つけてしまったのだ。その商品は既に世の中では常識で自分だけが取り残されていただけなのかもしれないがコロンブスの卵級の衝撃であった。Windows98の頃ぐらいから、ずっと不便に思っていた事だ。もう四半世紀ぐらいになるのだろうか。そいつの正体はUSB。

 マウスやディスクドライブをPCに繋ぐだけで電源も供給され、ドライバーも不要でなんの世話も無い。VerUPを繰り返し、転送速度が高速化され昨今では外付けのハードディスクも大方この仕様。楽器用のエフェクターやワイヤレス機器でもお世話になっている。当時は、随分と便利な規格が登場したものだと思っていた。ただ一つの点だけが面倒だった。それは、あの平べったくて四角いコネクタには表裏があり、受け側と一致しないと差し込めない。差し込もうとしてもうまく入らず、ひっくり返したり戻したりした挙句、覗き込んで確認する始末。これを毎回繰り返すのが馬鹿々々しく、抜き差しするコネクタには、丸いマーキングシールなんかを貼っていた。それがなんと。。。

え!こんな物があるの? 最近出来たの? 何で最初から無かったの? 全部コレにすれば良いじゃん。

びっくりである。裏でも表でも差し込める。どちゃらでも構わない。正位置でも逆位置でも意味の変わらないワンドの4のようだとなったのでありました。