
かえりみて悔いのない生き方
「わが青春に悔なし」
1946/東宝
監督:黒沢 明
脚本:久坂英二郎
音楽:服部正
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出演:原節子 藤田進 大河内傳次郎 杉村春子
原節子っていう女優さん、本当にきれいですよね
でも、あんな風には生きられないなぁ、きっと
夫のことばを
そのまま受け入れて、自分の人生にしてしまうなんて
ぜったいできない、と思う
本当に人を愛するっての、経験ないから、かなぁ
あの女性は「斬新だが観念的すぎて血が通ってない」
って、当時は批評されたとか、ちょっと聞きましたが、
え?、意外。
とても古風に見えるぞ。あんな女性多くいた気がする
ここでのわたしの疑問は、シンプルです
夫のことばを信じ続けるなんて、
そんなこと、できるんだろうか。どうしても不思議
思いあたるのは、現代との情報量のちがいですが
つまり、あの時代
女は、夫から情報を得る以外、方法がなかったから
今みたいに、ネットで検索して、「楽しそ~♪」なんて
思うチャンスがないのですよね。
そういう意味では、いまは、情報も入るし
女もいろんな生き方があるってわかって、迷える分
いい時代になった…の?
でもね、それとも
単純、明快、純粋に夫を信じられなくなった分
女は不幸になったのではないだろうか?
なんて、思ったりもします。まじで
ほんとうに、いちど、あんなふうに心を捧げてみたい
そういえば、服部正さん、
音楽がなんとなく「ボレロ」に似てる感じがするのは、
わたし一人の気のせいでしょうか?
「あの女性は黒沢明監督自身だ」
という話もあるとかないとか。ほんと?
だとしたら、女性に仮託して生き方を示したのは
戦後だからなの?
それとも、戦争に負けて
男性たちの生き方が、説得力を失ってしまったから?
ともあれ、強さを見習いたい女性像ではあります
でもあのひと、ほんとうはなにか一つ腑に落ちません
やっぱり、あの「意志を受け継ぐちから」が
どこから湧いてくるのか、ちょっと共感しにくいかな
女のかっこよさを追求してる人にお奨めします
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