次の日予定伊通りお昼過ぎに二人が事務所にやって来たのだが、なかなか良い感じである。どうやら首尾は上々だったのだろう。べたべたする二人を連れてレストランで昼食を取り、その後中央市場に立ち寄った。明日彼らがプールに行くと言い出した際に、うちの家内が水着を買いたいと言い出したからだ。またしても前回同様の展開である。しかし今回彼女は口を閉ざしたまま、ただただうちの家内の後を付いて回っているだけであった。しかし出口でうちの家内が麦わら帽子のような日差し避けの帽子を買った際に彼女も試着し気に入ったようなので、結局彼がプレゼントしてあげたが、今回支出はたったの800円。
まあ元来買い物好きの彼女である。この辺りは前回と同じ土は踏まずという彼女の決意が欲望に勝ったのであろう。結果的に徐々に彼のペースに嵌って言っているような感じでなので彼のコントロールが上手いせいもあるだろうが、彼女が彼に惹かれて行っていると言うことなのかも知れない。どちらにしても関係は順調だということが言えるだろう。
買い物が終わり彼女が遊園地に行きたいと言い出し、それを聞いたマリオが大はしゃぎして、彼女と二人で行こうと言って聞かないので二人で顔を見合い、しぶしぶ遊園地へ。ただしここでは遊園地と言っても日本ではありえないような小規模のものである。
日本ならば誰も見向きもしないような回転式の乗り物に彼女が乗ったのだが、彼はどうやらこの手の乗り物は苦手なようだ。年齢制限で乗れずにぐずっているマリオと一緒に涌くの外から声援を送っている。乗り物から降りて来た彼女は地面にそのまま倒れ込みそうな位よろけており顔面蒼白状態だったのだが、悔しいと言って再度挑戦しに行った。彼女のこの負けん気の強さは両刃の剣である。
知り合いのいない海外で暮らしても、ホームシックになり難いから非常に向いていると思うだが、夫婦喧嘩した際に彼が苦労するに違いない。ただその辺りの事は彼も想像出来ているようで上手く対処しそうである。ゴーカートで二人でレースをしていた際に、彼が彼女を抜くといきなりテンションが落ちた彼女を見て、アクセルを緩めわざと彼女に抜かせて二人とも笑顔でカートから降りて来たように歳の差が良い方向に作用しているのを実感できた感じてあった。彼は彼女を上手に手の上で回していけそうである。こんな感じで彼女が遊園地ではしゃいでいる最中に彼女の携帯に電話が入った。どうやら田舎のお姉さんからのようだ。実は彼女が昨晩お母さんと話をした際に、お母さんに泣かれてしまったらしい。彼との交際は知っていたものの、彼が今回自分に会いたいと言っているのを聞いて、娘が日本という遠い国に嫁いでしまう事を実感したせいだろう。それで会う約束を出来ずに昨晩は電話を切ったそうだ。
お姉さんの話ではお母さんを説得してくれたそうで、お母さんの仕事が休みの土曜日に田舎近くの街中で会う事になった。彼女も一安心したようで笑みが零れているが、さっきまで今回お母さんに会えるかどうか?心配していた彼は今度は逆に緊張し出した感じである。
会えなければ会えないで頭を悩ませ、会えるようになったらなったでまた悩む。まあ人生とはこんな事の繰り返しなのだろうが、やはり結婚と言う人生の新たなステップを昇るには、それ相当のエネルギーを要するのは間違いないし、これからが彼にとっても正念場になるだろう。まあ先の事をくよくよ考えても仕方がないので今は思う存分二人で楽しい時間を過ごせば良いだろう。
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