` H氏が滞在中は特に冷え込みが厳しく日中でも-10℃以下と、何処かでデートと言う気分になる筈もなく、殆ど宿泊先のマンションで過ごすと言った形になった。そこで夜は寒さを吹き飛ばすべくサウナを予約したのだが、彼女の家族もキシノウまでサウナに入りに出て来ないか彼女に提案してみたのである。すると彼女の家族は皆揃ってキシノウまでやって来たのであった。

 こうなると後は占めたものである。肌と肌の付き合いほど相手との距離が縮まるものは無いからだ。彼女の父親とお兄さんが共に泳ぎが大好きとあって食事そっちのけでプールとサウナを満喫している。

h23 しかも彼女のご家族はサウナで寛いだのは今回が初めてだそうで、一緒に過ごした4時間がかつて経験した事が無いくらい気に入ったようである。従って彼の帰国日前日の夜も彼女のご家族をサウナに招待したのであったが、今度はわざわざ田舎から地鶏を捌いて持参して来てくれてモルドバ伝統料理であるザマと呼ばれるスープを作って我々をもてなしてくれたのであった。

 サウナでザマを戴きながら、彼が次回は4月か6月ごろ娘さんを迎えに再度モルドバまでやって来ますと言うと、彼女の父親が、その時は自分はモスクワで働いていると思うが貴方に会いにモルドバまで帰って来るので是非早めに教えて欲しいと言ってくれたのであった。

h33 飛行機の欠航で滞在期間が一日短くなるというアンラッキーな滑り出しではあったものの、最終的には二人の距離のみならず彼女の家族との距離も急速に縮まるという内容の濃い価値ある渡航になったと言えるだろう。この調子でいけばお二人は年内には結婚式を挙げる事になるに違いない。

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 次の日の朝H氏から電話が入った。定刻よりは少し遅れるもののどうやら運行するらしい。早速トルコ航空の事務所に電話を入れ確認したのだが、到着時刻が未だ確定していないと言うので、我々は彼の言葉を頼りに定刻よりも40分遅れで空港に向かった。

DSCN9392 我々が空港に到着した際には彼の搭乗する飛行機の到着予定時刻がボードに提示されていたが、結局2時間遅れになるようだ。空港ロビーには既に成婚して子供が二人いるディアナさんの妹さんが待機していた。H氏が今回ディアナさんの旦那さんからお土産を託されているからだ。帰りは帰りでディアナさんのご家族から3人目の赤ちゃんを妊娠中のお姉さん宛てにモルドバの食材を持ち帰って貰うよう頼まれているそうだ。従ってご苦労な事に妹さんは昨日も夕方まで空港で待機していたのである。

 そんな彼女も一緒に待つ事1時間半。やっとH氏の乗る飛行機が到着した。彼がイスタンブールに到着してから実に31時間が経過していたのである。従って彼が相当疲労困憊しているのではと危惧していたのだが、そんな私の心配もなんのその。彼は颯爽と登場し彼女をしっかり抱きしめたのであった。

 ディアナさんの妹さんにお姉さんからのお土産を手渡した後、空港の両替所で300$ほど現地の通貨に両替し待機していた車に乗車した。我々はこのまま彼女の実家に向かう為ここで両替しておく必要があったからだ。尚車には既に彼に頼まれて事前に購入している彼女への花束と彼女のお母さんへの花が積んであり、彼の荷物を積み込む際に彼女へ花束をプレゼントしたのであった。そして我々は昨日から首を長くして待っている彼女の両親の元へ向かうべく車を走らせたのである。

 道中積雪を見ながら感激している彼と彼女が日本語で会話している。判らない時はわかりませんと素直に聞き返しているものの、毎日Skypeでやり取りしていただけあって、アナさんは彼の言う事を殆ど程度理解しているようだ。彼女が必死に日本語を勉強したのはもちろんであるが、彼も臆せず子供に話すように彼女にゆっくりとした日本語で判りやすい単語を選びながら話し掛けていた成果であろう。

 雪道を走る事約1時間半、我々は彼女の実家に到着した。車が彼女の家の門の前に着くや否や、彼女の家の愛犬が吠え、それを聞いた彼女の家族が直ぐに表に出て来た。きっといつ到着しても良い様に準備をして聞き耳を立てていたに違いない。それ程素早いお出迎えだった。

 彼女のお父さんと私が再会したのは丁度1年ぶりである。前回交際していた男性会員と上手く行かなかった事に対し少し腹を立てているのだろうか。それとも今回H氏と会う為に少し緊張しているせいだろうか。心なしか以前より少し冷たい対応だったように感じたが、お母さんの方はいつもどおり明るい表情で我々を歓迎してくれた。

 家の中に案内されると既に食卓には料理が所狭しと並べられているが温かい料理はこれから準備するのだろう、我々は隣の寝室で待機している間、H氏は彼女のご家族へのお土産の準備を始めた。彼女と事前に相談していたようで、この寒い時期に合わせて全員にユニクロのヒートテックを持参し、その他お父さんには電気剃刀、お母さんにはマフラーや手袋など別途用意しているようでプレゼントにも抜かりは無い。

h13 食卓の準備が出来たと言うので、彼は彼女の家族にプレゼントを手渡した後、最後に彼女にプレゼントを渡してから皆で食卓に着いた。アナさんのご家族とH氏の初めての面会への祝福と皆さんの健康と幸せを祈って乾杯し宴の幕が開いた。そしてまず初めに私が前回の男性会員と上手く行かなかった事に対して彼女の父親と母親に丁重に謝った。今回のケースは私の責任の範疇ではないものの、彼女の両親からすれば、彼を紹介した私にも責任があると感じるのが当たり前だからであるが、お父さんの反応からしてどうやらその事に対する怒りは治まっているようで、私も一安心と言うところである。

h12 最近体の具合が余りよくないお母さんに代わって料理は殆ど彼女が作ったそうだが、驚かされたのは彼女の手作りケーキである。ケーキにはアナ、○○○さんと二人の名前がカタカナで書かれておりそれをハートマークで結んでいたからだ。普段甘い物を食べ無いと言う彼も御代りをしていたくらいだから味の方も美味しかったに違いない。

 頃合を見計らって彼の方から彼女のご両親に挨拶を始めた。今現在彼が娘さんと結婚を前提に交際している事実を報告した後、実際にご家族の皆さんとお会いして更に彼女との結婚に対する意思が固まった事を告げ、次回は彼女を日本に呼ぶ事を考えているのでその事に関して、是非承諾して頂きたいと丁重にお願いをした。

 すると彼女のお父さんは『結婚に関しては娘自信が選ぶ事であり、私が口を出すことでは無い。娘の将来は自分で決めるべきだから』と言ってアナさんの方を向いて『お前の返事はどうなんだ?』と尋ねたのであった。

h11 そしてアナさんは『はい。私も彼について日本に行きたいです。』とはっきりと笑顔で答えたのである。大雪による飛行機の欠航で出だしを挫かれたH氏であるが、彼女のこの言葉によって彼のこの2日間の全ての疲労が一気に吹き飛んだに違いない。

 約4時間ほど宴を楽しんだ後、私は彼女と彼を連れて予約しているマンションのあるキシノウに引き返した。彼女のご両親には帰国前日に再度お邪魔させてもらう約束をしたが、残りの3日間少しでも二人で充実した日々を過ごして貰いたいものである。

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 先週の土曜日H氏が無事日本に帰国された。無事帰国とは書いたものの、実は到着は無事とは言え無かったのである。と言うのもトルコからの便が欠航してしまい一日イスタンブールに足止めを食らってしまったからだ。

 予定では11時に空港に到着すべく事務所で待機していた私の携帯に彼からメッセージが入った。そこにはローマ字でフライトがキャンセルになりそうです。と書いてあった。私は直ぐにトルコ航空の事務所に電話を入れると彼の言う通り欠航だと言う。しかし夕方の便のエアーモルドバは運行するとの事でそちらの方に振り分けると言うのであった。

 私は直ぐにアナさんに電話を入れたのだが彼女は既に空港に到着していた為、取りあえず私の事務所まで来て貰い待機する事にした。空港で11時に待ち合わせていたのだが、1時間前のこの時既に彼女は空港に居たのである。本当に時間に几帳面な彼女だがそれよりもやはり彼と会いたいと言うの気持ちがそうさせたのだろう。事務所に来た時の彼女の顔がその事を物語るように非常に寂しげであった。

 私は彼の携帯に何度も電話を掛けたのだが呼び出すものの一向に応答してくれない。夕方のエアーモルドバの便に振り替えて貰う為トルコ航空の窓口に行くようには伝えたのだが、彼があまり英会話が得意でないので心配である。すると1時間位して彼から電話が入った。どうやらトルコ航空の窓口で乗り換えに関して一切受け付けてくれなかったらしい。
 
 そこで私は再度トルコ航空の事務所(キシノウ支社)に電話をしてどうすれば振り返られるのか再度確認をしたところ、トランジットカウンターにて仕事で今日中にどうしてもモルドバに行かなければならないと訴えれば間違いなくエアーモルドバに振り替えてくれるだろうと言うので、その事を彼に伝えようと何度も電話をしたのだが又しても応答が無い。結局彼から電話が入ったのはそれから2時間半後で、係員に言われるまま既にトランジットエリアから表に出てしまっていた。

 こうなると後はトルコ航空のカウンターに行くしかないのだが、イスタンブール空港は何十年に一度の大雪の為に欠航便のオンパレードでパニック状態だったらしい。過去濃霧の為飛ばなかった事はあっても大雪で欠航したのは初めてだったので驚いたのだが、まさかトルコの方が大雪とは夢にも思ってはいなかったのである。現に4日後の彼が帰国した日はイスタンブールの最高気温が15℃と通常の気温に戻っていたので、本当に稀のケースだったに違いない。

 結局普通ならば起こる筈のない欠航の為に彼が空港から手配された宿泊先のホテルに到着したのは夜の22時を回っていたそうなので約16時間空港に釘付けだった計算になる。明日来れたとしても疲労困憊していなければ良いのだが・・・

 彼女は彼がこの日来れないと確定した夕方には諦めて彼が予約してあるホテルに一人寂しく移動した。もちろんこの日何十回となく田舎で待つ彼女のお母さんからも電話が入っていたが、彼女の田舎に行くのは明日の昼以降になるだろう。彼女や彼女の両親のみならず私も明日こそは彼の乗る飛行機が飛んで欲しいと祈りながら床に就いた。

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