ユースフル・ゴースト
2025年タイ/フランス/シンガポール/ドイツ
英題:A USEFUL GHOST
監督:ラッチャプーム・ブンバンチャーチョーク
脚本:ラッチャプーム・ブンバンチャーチョーク
製作:カトレア・パオスリジャロエン、ソーロス・スクム、カリム・アイトゥーナ、タン・シー・エン
出演:ダヴィカ・ホーン(ナット)、ウィサルット・ヒンマラット(マーチ)、アパシリ・ニティポン、ワンロップ・ルンカムチャット、ウィサルット・ホームフアンほか
製作会社:185 Films=Haut Les Mains=Momo Film Co=Mayana Films
編集:チョンラシット・ウッパニッキット
撮影監督:パシット・タンダエチャヌラット
美術:ラシゲット・スークカーン
プロデューサー:カトレア・パオスリジャローン、ソーロット・スクム
音楽:チャイボボン・シールクワ
音響:リム・ティン・リー
衣裳デザイン:フィム・ウマリ
字幕翻訳:橋本裕充
配給:SUNDAE
公開:2026年7月10日
技術:ヨーロッパビスタ(1.66:1)/カラー/5.1ch
時間:130分
鑑賞:新宿武蔵野館/スクリーン2(83+1)/字幕
映倫:R18+
見どころ
ーーーーーーーーーーーーー
夫のところへ死んだ妻が掃除機の姿で帰ってくる型破りなラブストーリー。粉じん公害が深刻化するタイ・バンコクを舞台に、呼吸器疾患で亡くなった妻の魂が掃除機に宿り、夫のもとへと舞い戻る。メガホンを取るのはラッチャプーム・ブンバンチャーチョーク。『愛しのゴースト』などのダヴィカ・ホーン、ウィサルット・ヒンマラットのほか、アパシリ・ニティポン、ワンロップ・ルンカムチャットらがキャストに名を連ねる。
ーーーーーーーーーーーーー
あらすじ
ーーーーーーーーーーーーー
粉じんによる公害が悪化の一途をたどるタイのバンコク。愛する妻・ナット(ダヴィカ・ホーン)を呼吸器疾患で亡くし、悲しみに暮れるマーチ(ウィサルット・ヒンマラット)のもとにある日、亡くなった妻が掃除機の姿になって戻ってくる。同じころ、マーチの家族が営む工場では、亡くなった従業員の霊が機械に憑依(ひょうい)したことから操業停止の窮地に立たされていた。
(シネマトゥデイより)
ーーーーーーーーーーーーー
要素
アクション :★★★★☆
アドベンチャー:★★★★☆
SF :★★★☆☆
コメディ :★★★★★
ホラー :★★★★☆
クライム :★★★★☆
ファンタジー :★★★★★
バイオレンス :★★★☆☆
ロマンス :★★★★☆
メッセージ :★★★★★
痛烈 :★★★★★★★★★★
インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★
観客:★★★★☆
メモ
・これは好き嫌いが激しく分かれるだろうなぁ…という作品。死んだ妻の霊が取り憑いた掃除機と暮らすというコメディという浅い情報で鑑賞したら、思いもよらない方向に話に進み始め…とビックリしてたら、さらにどんどん予想のつかない展開のたたみかけに映画を見る動機が全て詰まっている作品のような気がした。
・このタイプの映画で2時間を越えると正直長すぎると感じてしまうけど、「記憶」というテーマを様々なジャンルで再定義し続けるので、最後まで食い入るように見てしまった。
・人間性を徐々に失っていく演出の匙加減や、記憶に意味を持たせる表現方法も良かった。また、政治的な強烈なメッセージを込めているというのも意外なポイントだった。そして何より、男性同士のベッドシーンでこれだけグッとくるようなシーンは初めてで、ちょっとウルッとさせられてしまった。
