オーロラの涙

2024年イギリス/ポルトガル
英題:ON FALLING
監督:ローラ・カレイラ
脚本:ローラ・カレイラ
製作:ジャック・トーマス=オブライエン、マリオ・パトロシーニオ
出演:ジョアナ・サントス、イネス・ヴァス、ピオトル・シコラ、ジェイク・マクギャリー、ニール・レイパーほか
製作会社:Sixteen Films=BRO Cinema
撮影:カール・キュルテン
美術:アンディ・ドラモンド
録音:オリヴィエ・ブラン
音響デザイン:イネス・アドリアナ
照明:フロリアン・ドブナー
編集:ヘレ・ル・フェーブル
ヘアメイク:キャット・モーガン
キャスティング:ララ・マンワーリング
日本語字幕:今井祥子
配給:マーチ
公開:2026年3月6日
技術:スタンダード(1.50:1)/カラー/5.1ch
時間:104分
鑑賞:新宿武蔵野館/スクリーン1(128+1) /字幕

見どころ
ーーーーーーーーーーーーー
スコットランドの巨大物流センターで働く女性の姿を見つめたドラマ。物流センターで棚から商品を取り出す「ピッカー」の仕事に就く女性が、ある出来事をきっかけに孤独で空虚だった日々を変化させていく。メガホンを取るのはローラ・カレイラ。ジョアナ・サントスらが出演する。
ーーーーーーーーーーーーー

あらすじ
ーーーーーーーーーーーーー
ポルトガルからスコットランドに移住したオーロラは、郊外にある巨大な物流センターで棚から商品を取り出す「ピッカー」として働いている。スキャナーから出された指示に従い、無数にある通路を歩いては商品を集める作業を繰り返し、同僚たちと話すことができるのは休憩中のわずかな時間だけ。孤独で不安な日々を送る中、オーロラはスマートフォンを壊してしまう。仕事場の連絡手段でもあるスマホを失ったことに戸惑うオーロラだったが、それをきっかけに彼女の日常にある変化が生じる。
(シネマトゥデイより)
ーーーーーーーーーーーーー

要素
アクション  :☆☆☆☆☆
アドベンチャー:☆☆☆☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★☆☆☆☆
ホラー    :☆☆☆☆☆
クライム   :☆☆☆☆☆
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :☆☆☆☆☆
メッセージ  :★★★★★
日常     :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★
観客:★★★★☆

メモ
・文字通り何も起こらない日常を淡々と描く事で、変わらない事、普通である事の残酷さをこれでもかと突きつける。ここではない場所に飛び立とうとしても、その理由の待ち合わせすら無いという現実が重くのしかかる。
・ささやかな幸せを見出す事ができるレベルの生活を維持できていると支援の手が行き届かなく、自分で打開を試みるしか無いというのがリアル。
・日々繰り返されるルーティンの仕事で自覚なくパーソナリティさえも喪失してしまう事にも恐怖を覚えた。タイトルのオーロラが涙を流したシーンの手遅れ感に絶望さえ覚えた。