ラスト・ブレス

2025年アメリカ/イギリス
英題:Last Breath
監督:アレックス・パーキンソン
脚本:ミッチェル・ラフォーチュン、アレックス・パーキンソン、デビッド・ブルックス
製作:デビッド・ブルックス、ポール・ブルックス、ハル・サドフ、ノーマン・ゴライトリー、ジェレミー・プラーガー、スチュワート・ル・マレシャル、アル・モロウ、アナ・モア=ピーチュ
出演:ウッディ・ハレルソン(ダンカン)、シム・リウ(デイヴ)、フィン・コール(クリス)、クリフ・カーティス(アンドレ)、マーク・ボナー(クレイグ)ほか
音楽:ポール・レナード=モーガン
撮影:ニック・レミー・マシューズ
美術:グラント・モンゴメリー
衣裳:バネッサ・ロー
編集:タニア・グッディング
配給:キノフィルムズ
公開:2025年9月26日
技術:シネマスコープ(2.39:1)/カラー
時間:93分
鑑賞:横浜ブルク13/シアター13(85+2)/字幕
映倫:G

見どころ
ーーーーーーーーーーーーー
実際に起こった潜水事故を映画化したスリラー。命綱が切れて深海に置き去りにされた潜水士を救おうとする人々の姿を描く。監督は『ヒョウと生きる』などのアレックス・パーキンソン。『チャンピオンズ』などのウディ・ハレルソン、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』などのシム・リウのほか、フィン・コール、クリフ・カーティスらが出演する。
ーーーーーーーーーーーーー

あらすじ
ーーーーーーーーーーーーー
潜水支援船のタロス号は、北海でガス・パイプラインの補修を担い、飽和潜水士のダンカン(ウディ・ハレルソン)、デイヴ(シム・リウ)、クリス(フィン・コール)は水深91メートルの海底で作業にあたっていた。だが、タロス号がコンピュータ・システムの異常で制御不能に陥り、荒波に流されたことで、クリスの命綱が切れて彼は深海に投げ出される。ダンカン、デイヴら、タロス号の乗組員は、クリスの救出に挑むが、彼の潜水服に装備された緊急ボンベの酸素は残り10分でなくなる量しか残っていなかった。
(シネマトゥデイより)
ーーーーーーーーーーーーー

要素
アクション  :★★☆☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★☆☆☆☆
ホラー    :★★★☆☆
クライム   :☆☆☆☆☆
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★☆☆☆
メッセージ  :★★★★★
チームワーク :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★★
演出:★★★★☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★★☆
現実:★★★★★
劇場:★★★★★
観客:★★☆☆☆

メモ
・飽和潜水士という職業を初めて知った。こういう体験は映画鑑賞の醍醐味のひとつだと思っているのでそういう意味では楽しく見ることができた。
・実話だからと言えばそれまでだけど、メカアームを使って救助しようとしたシーンの緊迫感と結末が一番印象に残った。本人の最良の選択が必ずしも良い結果を生まない事に色々と考えさせられた。
・全体的に余計な演出を廃した事が良い効果を生んでいた。タイムリミットまでに助けないと…とか、助かったとしてもその後の後遺症が…とかさまざまな事が頭をよぎって最後まで緊迫感を持って鑑賞できた。