ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
2017年イギリス/アメリカ
英題:DARKEST HOUR
監督:ジョー・ライト
脚本:アンソニー・マクカーテン
製作:アンソニー・マクカーテン
出演:ゲイリー・オールドマン(ウィンストン・チャーチル)、クリスティン・スコット・トーマス(クレメンティーン・チャーチル)、リリー・ジェームズ(エリザベス・レイトン)、スティーヴン・ディレイン(ハリファックス子爵)、ロナルド・ピックアップ(ネヴィル・チェンバレン)、ベン・メンデルソーン(国王ジョージ6世)ほか
撮影:ブリュノ・デルボネル
衣装:ジャクリーン・デュラン
音楽:ダリオ・マリアネッリ
配給:ビターズ・エンド=パルコ
公開:2018年3月30日
技術:アメリカンビスタ(1.85:1)/カラー
時間:125分
鑑賞:U-NEXT/字幕
見どころ
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『つぐない』などのジョー・ライト監督と、『裏切りのサーカス』などのゲイリー・オールドマンが組んだ歴史ドラマ。第2次世界大戦下のヨーロッパを舞台に、苦渋の選択を迫られるウィンストン・チャーチルの英国首相就任からダンケルクの戦いまでの4週間を映し出す。チャーチルの妻を『イングリッシュ・ペイシェント』などのクリスティン・スコット・トーマスが演じるほか、リリー・ジェームズ、ベン・メンデルソーンらが共演。『博士と彼女のセオリー』などのアンソニー・マクカーテンが脚本を担当している。
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あらすじ
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第2次世界大戦勃発後、ナチスドイツの勢いはとどまることを知らず、フランスの陥落も近いとうわさされる中、英国にもドイツ軍侵攻の危機が迫っていた。ダンケルクで連合軍が苦戦を強いられている最中に、英国首相に着任したばかりのウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)がヨーロッパの命運を握ることになる。彼はヒトラーとの和平か徹底抗戦かという難問を突き付けられ……。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション :★☆☆☆☆
アドベンチャー:☆☆☆☆☆
SF :☆☆☆☆☆
コメディ :★★★☆☆
ホラー :★★★☆☆
クライム :★★★☆☆
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス :☆☆☆☆☆
メッセージ :★★★★★
駆け引き :★★★★★★★★★★
インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★
メモ
・第二次世界大戦に絡む映画の中では上位になるほど好きな作品。政治家、父などの色々な側面がありつつも、終始「人間」としてのチャーチルを描こうといているのが良い。特に空回りする前半が丁寧なだけに後半が生きてくる。
・この作品の優れているところは、チャーチルの事を理想の指導者であると描くことはせず、この時代に彼がいた事の意味の大きさを描こうとしているところ。作品の中では、周りの人間がチャーチルに対して「現実を見ろ」という決断を迫るけど、今の視点では必ずしも正解で無いという事が示唆に富んでいる。
・第二次世界大戦の映画ではドイツ視点だと独裁の恐ろしさを描く事が多いけど、本作のように世界が壊滅的な危機を迎えていても政治家がゲームを続けてしまう人間の情けなさをちゃんと描いていて、「ヒトラーも大概だけどお前らもな!」というところもフェアに描いているのが素晴らしい。あと、個人的には地下鉄のシーンでは実は毎回泣いてしまう。
