レイブンズ
2024年フランス/日本/ベルギー/スペイン
英題:RAVENS
監督:マーク・ギル
脚本:マーク・ギル
製作:VESTAPOL、ARK ENTERTAINMENT、MINDED FACTORY、KATSIZE FILMS、THE Y HOUSE FILMS
出演:浅野忠信(深瀬昌久)、瀧内公美(鰐部洋子)、ホセ・ルイス・フェラー(ツクヨミ)、古舘寛治(助造)、池松壮亮(正田モリオ)、高岡早紀(南海)ほか
撮影:フェルナンド・ルイス
照明:川邉隆之
録音:トマ・フランソワ
編集:フランク・モデルナ、小西智香
音楽:テオフィル・ムッソーニ、ポール・レイ
字幕:先崎進
配給:アークエンタテインメント
公開:2025年3月28日
技術:シネマスコープ(2.35:1)/カラー/5.1ch
時間:116分
鑑賞:新宿武蔵野館/スクリーン2(83+1)/字幕
映倫:PG12
見どころ
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1960年代から1990年代にかけて活躍した写真家・深瀬昌久の波乱に満ちた生涯をドラマ「SHOGUN 将軍」などの浅野忠信が演じるラブストーリー。1950年代の北海道、1970年代のニューヨーク、1992年の東京を舞台に、実話とフィクションを織り交ぜながら深瀬の歩みを映し出す。監督は『イングランド・イズ・マイン モリッシー,はじまりの物語』などのマーク・ギル。妻の洋子を『由宇子の天秤』などの瀧内公美が演じ、ホセ・ルイス・フェラー、古舘寛治、池松壮亮、高岡早紀などが共演する。
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あらすじ
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写真家の深瀬昌久(浅野忠信)は1934年に北海道の写真館を営む家庭に生まれ、上京して大学を卒業し、鰐部洋子(瀧内公美)と出会う。昌久はエネルギーに満ちた洋子と共に作品を作り上げ、ニューヨークの近代美術館MoMAで開催された合同写真展で称賛されるが、彼は洋子が会場で注目を浴びたことにいら立つ。洋子は家を出る決意をし、一方昌久の生活は荒んでいく。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション :★★★★★
アドベンチャー:★★★★☆
SF :★★★☆☆
コメディ :★★★★☆
ホラー :★★★★☆
クライム :★★★☆☆
ファンタジー :★★★☆☆
バイオレンス :★★★☆☆
ロマンス :★★★★★
メッセージ :★★★★★
陰影 :★★★★★★★★★★
インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★
観客:★★★★★
メモ
・日本映画でこんな仕上がりの作品を作り上げられるのに驚愕したけど、エンドロールで監督がマーク・ギルという事で納得。でも、海外監督の場合日本人の演出が不自然になりがちなのにあまりにも自然だったので二重に驚いた。
・あくまで親からの呪縛による負の連鎖を中心に据えた伝記映画にせず、さらに深瀬の作品にスポットを当てずに深瀬の作品に対するスタンスの方を強調する演出はなかなか日本映画では見られないと感じた。
・光と影、愛情と憎しみ、創作と破壊といったこれまで何度も扱われた相反する対比をうまく空気として作品に閉じ込めた手腕に見事さを感じたし、カラスの存在がこの物語がフィクションである事をこちらに感じさせる演出にひと役買っていたのにも唸った。
