FEMME フェム
2023年アメリカ
英題:FEMME
監督:サム・H・フリーマン、ン・チュンピン
脚本:サム・H・フリーマン、ン・チュンピン
製作:ヘイリー・ウィリアムズ、ディミトリス・ビルビリス
出演:ネイサン・スチュワート=ジャレット(ジュールズ)、ジョージ・マッケイ(プレストン)、アーロン・ヘファーナン、ジョン・マクリー、アシャ・リードほか
撮影:ジェームズ・ローズ
編集:セリーナ・マッカーサー
衣装:ブキ・エビエスワ
音楽アダム・ヤノタ・ブゾウスキ
字幕:平井かおり
配給:クロックワークス
公開:2025年3月28日
技術:シネマスコープ(2.39:1 )/カラー/5.1ch
時間:98分
鑑賞:横浜ブルク13/シアター13(85+2)/字幕
映倫:R18+
見どころ
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ヘイトクライムの標的にされて心身に深い傷を負ったドラァグクイーンが、自身を襲った男への復讐(ふくしゅう)に乗り出すスリラー。第75回英国アカデミー賞で英国短編映画賞にノミネートされた短編を、サム・H・フリーマンとン・チュンピンが長編化。ドラァグクイーンを『キャンディマン』などのネイサン・スチュワート=ジャレット、加害者を『1917 命をかけた伝令』などのジョージ・マッケイが演じるほか、アーロン・ヘファーナン、ジョン・マクリー、アシャ・リードらが共演する。
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あらすじ
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ドラァグクイーンのジュールズ(ネイサン・スチュワート=ジャレット)は、ある夜タトゥーだらけの男プレストン(ジョージ・マッケイ)から暴力を振るわれる。心身に深い傷を負ったジュールズは舞台を降り、自分の殻に閉じこもって過ごす中、ふと訪れたゲイサウナでプレストンに遭遇。彼が自らの性的指向をひた隠しにしていることを知ったジュールズは、復讐(ふくしゅう)を決意し巧みにプレストンに接近していくが、彼の暴力的な言動に隠されたもろさや葛藤に知るにつれ、ジュールズの心に複雑な感情が芽生え始める。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション :★★★☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF :☆☆☆☆☆
コメディ :★★★☆☆
ホラー :★★★☆☆
クライム :★★★☆☆
ファンタジー :★☆☆☆☆
バイオレンス :★★★★☆
ロマンス :★★★☆☆
メッセージ :★★★★★
痛み :★★★★★★★★★★
インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★☆☆
現実:★★★★★
劇場:★★★★★
観客:★☆☆☆☆
メモ
・ヘイトによって深い傷を負った主人公が、自分を偽って加害者を追い詰めていく話はこれまでもあったけど、本作は加害者の方も自分を偽っていたという構造が、えも言われぬスリルを醸し出す。
・様々なフェイクが複雑に絡み合いながら「ホンモノ」を手探りで探し当てる2人の関係性がバランス良く表現されていたのが素晴らしかった。特に加害者側に横たわる「男らしさ」の有害性が生み出す孤独などもしっかりと描いているおかげで、単なる断罪になる事がなく鑑賞後の余韻も良い。
・序盤からさりげなく丁寧に仕込みをしてあったので、ラストのシーンは本当に胸が締め付けられた。
