少年と犬 

2025年日本
原作:馳星周
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
出演:高橋文哉(中垣和正)、西野七瀬(須貝美羽)、伊藤健太郎(沼口正)、伊原六花(中垣麻由美)、嵐莉菜、木村優来、柳俊太郎、一ノ瀬ワタル、宮内ひとみ(内村久子)、江口のりこ、渋川清彦、美保純、眞島秀和、手塚理美、益岡徹、柄本明(片野弥一)、斎藤工(内村徹)ほか
音楽:小瀬村晶
撮影:鍋島淳裕
照明:かげつよし
美術:露木恵美子
装飾:大庭信正、佐原敦史
録音:高田伸也
編集:早野亮
衣裳:纐纈春樹
配給:東宝
公開:2025年3月20日
技術:アメリカンビスタ(1.85:1)/カラー/字幕
時間:129分
鑑賞:TOHOシネマズ ららぽーと横浜/SCREEN 7(187+2/9.8×4.1m/デジタル5.1ch)

見どころ
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第163回直木賞を受賞した馳星周の小説「少年と犬」を実写化したドラマ。ある少年に会うために東北から九州へ向かう犬が、行く先々で出会った人々と交流する。監督は『ラーゲリより愛を込めて』などの瀬々敬久。『あの人が消えた』などの高橋文哉、『孤狼の血 LEVEL2』などの西野七瀬らが出演する。
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あらすじ
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東日本大震災から半年後の仙台。職を失った和正(高橋文哉)は、震災で飼い主を亡くした犬・多聞を飼うことにするが、多聞はことあるごとに南の方角を見つめていることに気付く。多聞と絆を育む和正だが、窃盗団に関与したことで事件に巻き込まれ、その混乱の間に多聞は姿を消す。その後多聞は滋賀で美羽(西野七瀬)という女性と過ごしていたが、そこへ多聞の後を追ってきた和正が現われる。二人と1匹の生活が始まるものの、多聞は和正と美羽のもとを離れ、南の方角を目指して歩き始める。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :★☆☆☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :★★☆☆☆
コメディ   :★★★☆☆
ホラー    :★★★☆☆
クライム   :★★★☆☆
ファンタジー :★★★☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :☆☆☆☆☆
メッセージ  :☆☆☆☆☆
穏やか    :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★☆☆☆
配役:★★★☆☆
演出:★★☆☆☆
映像:★★☆☆☆
音楽:★★☆☆☆
現実:★☆☆☆☆
劇場:★☆☆☆☆
観客:★☆☆☆☆

メモ
・犬派としては見ないわけにはいかないと思って鑑賞。てっきり犬目線で人々の交流を描くかと思ったけど、人間の目線で物語が進む事に物足りなさを感じた。でも、犬が心の傷を癒しながら、人々の人生に影響を与えていくというテーマ自体は素晴らしい。
・エピソード一つひとつが浅いから、駆け足でダイジェストを見ている様な感覚。それに加えて時系列や語り手がコロコロ変わるから、せっかくの豪華すぎるキャストの魅力さえも薄まった感じがした。
・終盤のファンタジー演出で、和正から聞いた話を美和が出会ったばかりの女の子に話すという回りくどいやり方で全てを説明する展開については、もうちょっとやりようがあったのではと思ったし、劇中の拗れた人間関係を放置したままなのも気になった。