ある一生
2023年ドイツ/オーストリア
英題:A WHOLE LIFE
原作:ローベルト・ゼーターラー
監督:ハンス・シュタインビッヒラー
脚本:ウルリッヒ・リマー
製作:ヤーコプ・ポホラトコ、ディエター・ポホラトコ、ティム・オーバーヴェラント、テオドール・グリンゲル、トビアス・アレクサンダー・サイファート、スカディ・リス
出演:シュテファン・ゴルスキー(アンドレアス・エッガー(18-47歳))、アウグスト・ツィルナー(アンドレアス・エッガー(60-80歳))、イヴァン・グスタフィク(アンドレアス・エッガー(8歳))、アンドレアス・ルスト(クランツシュトッカー)、ユリア・フランツ・リヒター(マリー)、ロバート・スタッドローバー(ウィルト)、トーマス・シューベルト(トーマス・マトル)、ルーカス・ウォルヒャー(ファレール)、マリアンネ・ゼーゲブレヒト(アーンル)、マリア・ホーフスタッター(アンナ・ホラー)、ペーター・ミッタールッツナ(ヤギハネス)ほか
配給:アット エンタテインメント
公開:2024年7月12日
技術:カラー/シネマスコープ
時間:115分
鑑賞:新宿武蔵野館/スクリーン2/字幕
映倫:G
見どころ
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ローベルト・ゼーターラーの小説を原作に描くヒューマンドラマ。20世紀のアルプスを舞台に、孤独な少年がたどる困難な道のりを映し出す。監督を手掛けるのは『ハネス』などのハンス・シュタインビッヒラー。シュテファン・ゴルスキー、『ベルリン それぞれの季節』などのアウグスト・ツィルナー、イヴァン・グスタフィクがそれぞれの年代の主人公を演じるほか、『キャスティング』などのアンドレアス・ルスト、『RUBIKON ルビコン』などのユリア・フランツ・リヒターらが出演する。
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あらすじ
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1900年ごろのオーストリア・アルプス。渓谷に住む遠い親戚の農場へとやって来た身寄りのない少年アンドレアス・エッガーの心の支えは、高齢の女性アーンルだけだった。彼女が亡くなり、農場を出た彼は日雇い労働者として生計を立て、その後ロープウエーの建設作業員となり、マリーという女性と出会って山奥の小屋で結婚生活を送る。やがて第2次世界大戦が始まり、召集されたエッガーはソ連軍の捕虜となり、何年もの後、ようやく渓谷へと戻って来る。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション :★★★☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF :☆☆☆☆☆
コメディ :★★☆☆☆
ホラー :☆☆☆☆☆
クライム :☆☆☆☆☆
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :★★☆☆☆
ロマンス :★★★☆☆
メッセージ :★★★☆☆
大自然 :★★★★★★★★★★
インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★☆
演出:★★★★☆
映像:★★★★★
音楽:★★★★☆
現実:★★★☆☆
劇場:★★★★★
観客:★★★☆☆
メモ
・タイトル通り、ある男の人生を追体験するタイプの作品。この作品が他のタイプの作品と違うのは、特に偉業を成し遂げたとか、時代を動かしたとかではない、無名の人物の人生を映し出しているところ。
・それなりに大変な人生を送っているけど、一番驚いたのは町の風景の変貌。特に観光地と化したところから、舗装された道を通って整備された展望台をみた時に「こんなになったんだぁ」と主人公と気持ちがシンクロした。(バスのフラッシュバックも良かった^ ^)
・ちょうどベルモンド版の『レ・ミゼラブル』と時代が重なっていたので、脳内で重ね合わせてしまった。