デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 

2024年日本
原作:浅野いにお
監督:伊東伸高
脚本:吉田玲子
製作:依田巽、川崎由紀夫、沢辺伸政、村松俊亮、稲葉貢一
出演:幾田りら(小山門出)、あの(中川凰蘭)、種崎敦美(栗原キホ)、島袋美由利(出元亜衣)、大木咲絵子(平間凛)、入野自由(大葉圭太)、内山昂輝(小比類巻健一)、諏訪部順一(中川ひろし)、津田健次郎(小山ノブオ)、坂泰斗(渡良瀬)、和氣あず未(竹本ふたば)、白石涼子(田井沼マコト)、杉田智和(イソベやん)、TARAKO(デベ子)ほか
配給:ギャガ
公開:2024年5月24日
技術:カラー
時間:120分
鑑賞:TOHOシネマズ上大岡/スクリーン1
映倫:G

見どころ
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第66回小学館漫画賞(一般向け部門)を受賞した浅野いにおのコミックをアニメ化した2部作の後章。宇宙からの侵略者の駆除活動や過激派グループの暗躍で東京が混乱に陥る中、同じ大学に進んで青春を謳歌(おうか)していた小山門出と中川凰蘭にも不穏な出来事が忍び寄る。アニメーションディレクターの黒川智之、音楽ユニット「YOASOBI」のボーカル・ikuraとしても活動する門出役の幾田りら、凰蘭役のあのら、前章のスタッフとキャストが顔をそろえている。
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あらすじ
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高校を卒業した小山門出と中川凰蘭は同じ大学に通うことになり、そこで出会った竹本ふたば、田井沼マコトと意気投合し、オカルト研究部にも入部して大学生活を満喫していた。そのころ、東京各所で宇宙からの”侵略者”が目撃され、自衛隊は彼らに対する駆除活動を粛々と実行していく。さらに東京上空に浮遊する母艦からは煙が立ち上り、政府転覆を掲げて侵略者狩りをする過激派グループ・青共闘も暗躍するようになる。凰蘭はそんな中、かつて遭遇した不思議な少年・大葉と再会する。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :★★★★☆
アドベンチャー:★★★★★
SF     :★★★★★
コメディ   :★★★★★
ホラー    :★★★★☆
クライム   :★★★★☆
ファンタジー :★★★★★
バイオレンス :★★★★★
ロマンス   :★★★★☆
メッセージ  :★★★★★
青春     :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★☆☆☆
劇場:★★★★★
観客:★★★☆☆

メモ
・あれ?これひょっとして名作なのでは?と思った前作に比べて、正直、今回は前作ほどの疾走感や驚きは無いのは解決編としてはしかたないけど、青春度が格段にアップしたのは良かったし、結末としては過不足の無い出来。
・地球の滅亡よりも優先されるものがそれぞれのキャラクターにあるというのが一番のキモで、どう考えても漫画チックなキャラクターなのにリアルな感情移入をしてしまう。
・原作を知らないから勝手な事を言うと、地球滅亡のシーンは本当に最高だったから、あのまま地球が…を期待してしまった。絶望的な作品を立て続けに見たから、鑑賞時の気持ちに思い切りリンクして、この瞬間では文句なしの傑作となった。