殺人鬼の存在証明 

2021年ロシア
英題:THE EXECUTION
監督:ラド・クヴァタニア
脚本:ラド・クヴァタニア、オルガ・ゴロジェツカヤ
出演:ニコ・タヴァゼ、ダニール・スピヴァコフスキ、ユーリヤ・スニギル、エフゲニー・トゥカチュクほか
配給:クロックワークス
公開:2024年5月3日
技術:シネマスコープ/5.1ch
時間:138分
鑑賞:横浜ブルク13/シアター13/字幕
映倫:G

見どころ
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1978年から1990年にかけて数十人以上を殺害したとされる旧ソ連の連続殺人犯アンドレイ・チカチーロなど、実在の殺人犯や猟奇事件に着想を得たスリラー。ある事件で逮捕された男性を尋問する捜査官が、すでに解決したとされる連続殺人事件の真犯人として彼を疑い、捜査する。メガホンを取るのはラド・クヴァタニア。捜査官を演じるニコ・タヴァゼのほか、『マネー・ピラミッド 札束帝国の興亡』などのダニール・スピヴァコフスキ、『ダイ・ハード/ラスト・デイ』などのユーリヤ・スニギルらが出演する。
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あらすじ
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1991年。何者かに襲われて負傷した女性が森の近くで保護され、彼女の証言からその犯行の手口が、かつて10年以上にわたって凶行を続けた連続殺人犯のものと酷似していることが判明する。その連続殺人犯として1988年に逮捕された人物は誤認逮捕だったと分かり、捜査責任者のイッサ(ニコ・タヴァゼ)は新たな容疑者アンドレイ・ワリタ(ダニール・スピヴァコフスキ)を問い詰める。ワリタこそが連続殺人の真犯人だと確信するイッサだが、ワリタから思いも寄らぬ事実を聞かされる。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :★★★★☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :☆☆☆☆☆
ホラー    :★★★★★
クライム   :★★★★★
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :★★★★★
ロマンス   :☆☆☆☆☆
メッセージ  :★★★★★
スリラー   :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★

メモ
・何の話だか分からずに見に行ったので、途中まで捜査ものと思って見ていたら、いつの間にか思わぬ方向に話が変わって行くタイプの好みの作風。
・ジャンルが分からない上に、時系列が行ったり来たりするので、全然話が掴みきれず必死についていったら終盤で「おお〜っ!こっちに行くのか〜」という気持ち良さがあるけど、正直結構疲れる作品でもある。
・登場人物の見分けが付きにくいのがプラスに働いているのと、不自然なシーンが結構あるのが、最後の事の顛末を説明するシーンに思い切り引き込まれ、まんまと監督の手のひらで弄ばれてしまった^ ^