ギルバート・グレイプ
1993年アメリカ
英題:WHAT'S EATING GILBERT GRAPE
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ピーター・ヘッジズ
製作:メイア・テペル、バーティル・オールソン、デヴィッド・マタロン
出演:ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイスほか
配給:シネセゾン
公開:1994年8月20日
技術:カラー
時間:118分
鑑賞:U-NEXT/字幕

見どころ・あらすじ
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「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」で注目を集めたスウェーデンのラッセ・ハルストレム監督が、ハリウッドで手がけたヒューマンドラマ。
アイオワ州の小さな町エンドーラ。特になにもないこの町から生まれて24年間出たことがない青年ギルバートは、ハンディキャップを抱えた弟アーニーと、身動きが取れないほど太った過食症の母、そして2人の姉妹の面倒を見ながら日々を送っている。家族を守ることに精いっぱいで自分の夢も希望も見失っていたギルバートは、ある日、トレーラーで旅をしながら暮らしている少女ベッキーと出会う。車の故障でしばらく町にとどまることになったベッキーとの交流を通して、ギルバートは自分の人生を見つめ直していく。
ギルバートをジョニー・デップ、アーニーをレオナルド・ディカプリオ、ベッキーをジュリエット・ルイスがそれぞれ演じ、ディカプリオはアカデミー助演男優賞にノミネートされた。ピーター・ヘッジスの同名小説の映画化で、ヘッジス自身が脚本を担当。
(映画.comより)
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要素
アクション  :★★★☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★☆☆
ホラー    :★★★☆☆
クライム   :☆☆☆☆☆
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★★☆
メッセージ  :★★★★★
ケア問題   :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★★☆
現実:★★★★★
劇場:★★★★☆

メモ
・友人とこの映画の話になって、そう言えば最近見てないなぁ〜と思い、見返し。30年前の作品だけど、むしろ今見る事に意味のある作品。逆に言えば海外ではケアラー問題はすでに昔から映画のテーマになるほどの問題だったという事を再認識した
・単純に家族愛のいい話としてはいけないし、家族や幸せの意味を考えさせられる。しかも、アメリカの片田舎ののんびりとした風景と通奏低音のように続く切なさのバランスでどんどん苦しくなる。ギルバートはあの美しい風景にちゃんと気がついているのかなぁ…なんて考えてしまう。
・散々語り尽くされているけど、この作品のディカプリオの演技が本当に凄い!