マンティコア 怪物
2022年スペイン/エストニア
英題:MANTICORE
監督:カルロス・ベルムト
脚本:カルロス・ベルムト
出演:ナチョ・サンチェス(フリアン)、ソエ・ステイン(ディアナ)、アルバロ・サンス・ロドリゲス(クリスチャン)、アイツィべル・ガルメンディア(サンドラ)ほか
配給:ビターズ・エンド
公開:2024年4月19日
技術:カラー/DCP / 5.1ch/ビスタサイズ
時間:116分
鑑賞:kino cinema 横浜みなとみらい/シアター1/字幕
映倫:PG12

見どころ
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『マジカル・ガール』などのスペインのカルロス・ベルムト監督が、人間の心の闇を描いたドラマ。原因不明のパニック発作に悩むようになったゲームデザイナーの青年が、心に抱える秘密から怪物を生み出す。出演は『SEVENTEEN/セブンティーン』などのナチョ・サンチェスやソエ・ステイン、アルバロ・サンス・ロドリゲスなど。
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あらすじ
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ゲームデザイナーとしてモンスターのキャラクターを創作しているフリアンは、パーティーで美術史を学ぶディアナと出会い、ミステリアスな彼女に惹(ひ)かれていく。ある日、隣の家から火が上がり、少年を救ったフリアンだったが、以来パニック発作に悩まされるようになり、やがて彼は自身の抱える秘密が原因でマンティコア(怪物)を作り出してしまう。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :☆☆☆☆☆
アドベンチャー:☆☆☆☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★☆☆☆☆
ホラー    :★★☆☆☆
クライム   :★☆☆☆☆
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★★★
メッセージ  :★★★★★
苦悩     :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★☆
演出:★★★☆☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
現実:★★★☆☆
劇場:★★★☆☆

メモ
・タイトルでマンティコアが大暴れするスリラーを想像していたのに割と静かなラブ・ストーリー。勝手な想像のせいと言われればそれまでだけど、「なんか違う」感がずっと離れなかった(笑)
・所々に日本の文化が見え隠れしたり、ヒロインが日本人にも見える外見をしているのが、実は物語の鍵となっているんだけど、それに気が付かないと話が分かりづらい。
・ただでさえ静かな展開に加えて、火事でどうしてパニック障害が発症するのかも分からないと話が見えてこない作りになっていて、攻めてるなぁ〜と思った。