異人たちとの夏

1988年日本
原作:山田太一
監督:大林宣彦
脚本:市川森一
製作:杉崎重美
出演:風間杜夫、片岡鶴太郎、秋吉久美子、名取裕子、永島敏行ほか
配給:松竹
公開:1988年9月15日
技術:カラー
時間:110分
鑑賞:U-NEXT

見どころ・あらすじ
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中年のシナリオ・ライターが、幼い頃死んだはずの両親と再会する不思議な体験を描く。山田太一原作の同名小説の映画化で、市川森一が脚色。監督は「日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群」の大林宣彦、撮影は「PARIS-DAKAR 15 000 栄光への挑戦」の阪本善尚がそれぞれ担当。
(映画.comより)
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要素
アクション  :☆☆☆☆☆
アドベンチャー:☆☆☆☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★★☆
ホラー    :★★★★★
クライム   :☆☆☆☆☆
ファンタジー :★★★★★
バイオレンス :★★★☆☆
ロマンス   :★★★★☆
メッセージ  :★★★☆☆
邂逅     :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★★
演出:★★★★☆
映像:★★★★★
音楽:★★★★☆
現実:☆☆☆☆☆
劇場:★★★★☆

メモ
・リメイク版を見てからオリジナルを鑑賞。こうして見比べるとリメイク版の変更点が見事だなぁと感心した。特に時代背景を上手い選曲で表現するところは見事すぎる。あと、オリジナルはお盆にまつわる物語だったのか!と思ったのと同時に、リメイク版はそこが一番のハードルだったろうなぁと感じた。
・風間杜夫と名取裕子の会話の後ろで見ているテレビがシュールすぎて話が入ってこない(笑)恐らく当時見ても同じ印象を抱いたはず。
・新旧それぞれの作品に無い部分がどちらも印象的で良かった。特にオリジナル版の終盤のホラー演出が凄まじい。見比べた結果、今回はエンディングの余韻がより響くリメイク版の方が好みかな。