異人たち 

2023年イギリス/アメリカ
英題:ALL OF US STRANGERS
原作:山田太一
監督:アンドリュー・ヘイ
脚本:アンドリュー・ヘイ
製作:グレアム・ブロードベント、ピーター・チャーニン、セーラ・ハーヴィー
出演:アンドリュー・スコット(アダム)、ポール・メスカル(ハリー)、ジェイミー・ベル(父親)、クレア・フォイ(母親)ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公開:2024年4月19日
技術:カラー
時間:105分
鑑賞:横浜ブルク13/シアター10/字幕
映倫:R15+

見どころ
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大林宣彦監督によって映画化もされた山田太一の小説「異人たちとの夏」を映画化したドラマ。幼少期を過ごしたかつてのわが家を訪れた脚本家が、30年前に亡くなったはずの両親とそこで出会う。メガホンを取るのは『荒野にて』などのアンドリュー・ヘイ。『1917 命をかけた伝令』などのアンドリュー・スコット、『aftersun/アフターサン』などのポール・メスカルのほか、ジェイミー・ベル、クレア・フォイらが出演する。
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あらすじ
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40代の脚本家・アダムは、ロンドンのタワーマンションに暮らしているが、12歳のときに交通事故で両親を亡くして以来、孤独な人生を過ごしてきた。両親との思い出を基にした脚本に取り組んでいたアダムが、幼少期に住んでいた郊外の家を訪ねてみると、30年前に他界したはずの両親が当時の姿のままで生活を送っていた。それから両親のもとに通っては温かな時間を過ごすようになったアダムは、その一方で、同じマンションの住人で謎めいた青年ハリーと恋仲になる。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :☆☆☆☆☆
アドベンチャー:★★☆☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★☆☆☆
ホラー    :★★★☆☆
クライム   :★☆☆☆☆
ファンタジー :★★★★☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★★☆
メッセージ  :★★★☆☆
静けさ    :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★☆☆
配役:★★★☆☆
演出:★★★★☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
現実:★☆☆☆☆
劇場:★★★☆☆

メモ
・実はオリジナル版は見ていなくて、ネタバレをしたく無いので今回は予習をせずにリメイク版から。まさか、オリジナルもゲイの設定を入れているとは思えないけど、これからオリジナル版を見て比較をしたい。
・現代と30年前の価値観の比較の中で変わったもの、変わらないものを優しい視点で描く作品。かなり早い段階で何が起こっているかは分かるけど、どこに進むのがか分からないのが良かった。
・もう会えない人に思いを馳せる心情が切ない。逆に途中のクラブのシーンギラギラのところは大好き。