オーメン:ザ・ファースト 

2024年アメリカ
英題:THE FIRST OMEN
監督:アルカシャ・スティーヴンソン
脚本:ティム・スミス
出演:ネル・タイガー・フリー(マーガレット)、ビル・ナイ(ローレンス枢機卿)、ソニア・ブラガ(シルヴァ修道院長)、ラルフ・アイネソン(ブレナン神父)ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公開:2024年4月5日
技術:カラー
時間:119分
鑑賞:TOHOシネマズ日比谷/スクリーン11/字幕
映倫:R15+

見どころ
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悪魔の子・ダミアンの周囲で起こる怪事件を描き、シリーズ化もされた『オーメン』の前日譚(たん)。6月6日午前6時に生まれ、頭に不気味なあざを持つ悪魔の子の誕生秘話が明かされる。監督をアルカシャ・スティーヴンソン、製作総指揮・脚本を『英国王のスピーチ』などのティム・スミスが担当。ドラマ「サーヴァント ターナー家の子守」などのネル・タイガー・フリーが主演を務め、共演には『生きる LIVING』などのビル・ナイ、『蜘蛛女のキス』などのソニア・ブラガ、『ウィッチ』などのラルフ・アイネソンらがそろう。
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あらすじ
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アメリカ人のマーガレット(ネル・タイガー・フリー)は、新たな人生を歩むべくイタリア・ローマの教会内にある、身寄りのない子供を引き取る施設で奉仕活動を始める。そこで暮らす少女たちの中で特に問題児扱いされているカルリータ(ニコール・ソラーチェ)に、かつての自分を重ねて気にかけるマーガレットだったが、カルリータの周囲で不可解な連続死が発生。やがてマーガレットは、恐怖で人々を支配すべく悪の化身を誕生させようとしている教会の陰謀を知る。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :★★★☆☆
アドベンチャー:★☆☆☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :☆☆☆☆☆
ホラー    :★★★★★
クライム   :★★★★★
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :★★★★☆
ロマンス   :☆☆☆☆☆
メッセージ  :★★★☆☆
オカルト   :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★☆☆
配役:★★★★★
演出:★★★★☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
現実:★★☆☆☆
劇場:★★★★★

メモ
・鑑賞してすぐにオリジナルの前日譚という事が分かった。リメイクが更に不憫に…。最新技術を意識的に抑えた事でオリジナル版との乖離感があまり無いのも良かった。
・旧作への目配せを最小限にした事で、単体で面白く見られる仕上がりになってて個人的には面白く見られた。ただ、内容はよく考えると『ローズマリーの赤ちゃん』…。
・誕生秘話にした事で、話の結末にストーリーに縛りが出てしまった結果、ちょっと物足りなさを感じるのも確か。思い切って独立した物語にした方がより面白かったのではと思った。