勝手にしやがれ

1960年フランス
英題:BREATHLESS
原案:フランソワ・トリュフォー
監督:ジャン=リュック・ゴダール
脚本:ジャン=リュック・ゴダール
製作:ジョルジュ・ド・ボールガール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグほか
配給:新外映配給
公開:1960年3月26日
技術:スタンダード/モノクロ
時間:90分
鑑賞:U-NEXT/字幕

見どころ・あらすじ
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ジャン=リュック・ゴダールの初長編監督作。即興演出や手持ちカメラでの街頭撮影など、当時の劇場映画の概念を打ち破る技法で製作され、後の映画界に大きな影響を与えた、ヌーベルバーグの記念碑的作品。原案はフランソワ・トリュフォー、テクニカルアドバイザーとしてクロード・シャブロルも参加している。警官を殺してパリに逃げてきた自動車泥棒のミシェルは、新聞売りのアメリカ留学生パトリシアとの自由な関係を楽しんでいた。パトリシアはミシェルの愛を確かめるために、彼の居場所を警察に伝え、そのことをミシェルにも教えるが……。2016年にデジタルリマスター&寺尾次郎氏による新訳版が公開。2022年には、公開60周年を記念してつくられた4Kレストア版で公開。
(映画.comより)
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要素
アクション  :★★★☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★★★
ホラー    :★★★☆☆
クライム   :★★★★★
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★☆☆
メッセージ  :★★★★★
自由奔放   :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★☆☆
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★☆☆
劇場:★★★★★

メモ
・ゴダールの遺作を見たので、今度は初長編作品を見返し。
・娯楽作品としてはちょっと物足りないと思う人がいるのも分かるけど、コレはぶっ飛んだ撮影や編集を楽しむ作品。タランティーノがこの作品を好きだというのもうなづける^ ^
・パトリシアの後ろからのアングルでカフェに向かうシーンと、それに続く記者がカフェで会話するシーンでジャンプ・カットを多用して、背景の人や車が消えたり現れたりするところがシュールで何度も見返してしまう^ ^
・なんと言ってもラストシーンのためにある1本。別々の母国語を話す2人という設定がここで最大限に生きてくる。

予告編