梟-フクロウ- 

2022年韓国
英題:THE NIGHT OWL
監督:アン・テジン
脚本:ヒョン・ギュリ、アン・テジン
出演:リュ・ジュンヨル、ユ・ヘジンほか
配給:ショウゲート
公開:2024年2月9日
技術:カラー
時間:118分
鑑賞:新宿武蔵野館/スクリーン2/字幕
映倫:G

見どころ
ーーーーーーーーーーーーー
朝鮮王朝時代の史実を題材にしたサスペンススリラー。宮廷で王子が不可解な死を遂げる事件が起こり、王子の死を知った盲目のはり医が死の真相を暴こうと奔走する。監督を務めたのはアン・テジン。キャストには『毒戦 BELIEVER』などのリュ・ジュンヨル、『マルモイ ことばあつめ』などのユ・ヘジンらが名を連ねる。百想芸術大賞や大鐘賞映画祭の映画賞などで高い評価を得た。
ーーーーーーーーーーーーー

あらすじ
ーーーーーーーーーーーーー
盲目のはり医・ギョンスは病の弟のために、ある秘密を抱えながら宮廷で働いていた。ある夜、王子が目や鼻から大量の血を流して亡くなる。偶然にも王子の奇怪な死の現場に居合わせてしまったギョンスは、国王から「何を見た?」と迫られるも答えることができず、追われる身となってしまう。限られた時間の中、ギョンスは謎めいた死の真相を暴こうとする。
(シネマトゥデイより)
ーーーーーーーーーーーーー

要素
アクション  :★★★★★
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★★☆
ホラー    :★★★★★
クライム   :★★★★☆
ファンタジー :★★☆☆☆
バイオレンス :★★★☆☆
ロマンス   :☆☆☆☆☆
メッセージ  :★★★★☆
サスペンス  :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★☆
演出:★★★★★
映像:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
現実:★★☆☆☆
劇場:★★★★☆

メモ
・多分、実際にあった朝鮮半島の歴史の中のエピソードを元に作られた作品っぽいけど、それを知らなくても十分に楽しめる。
・韓国の歴史版の『デアデビル』だと勝手に想像していたので、アクションよりもドラマ重視の作りが新鮮だった。
・バイオレンス表現はほとんど無いのに、緊迫感の緩急でストーリーに引き込ませていく手腕は見事!