スケアクロウ

1973年アメリカ
英題:SCARECROW
監督:ジェリー・シャッツバーグ
脚本:ギャリー・マイケル・ホワイト
製作:ロバート・M・シャーマン
出演:ジーン・ハックマン、アル・パチーノほか
配給:ワーナー・ブラザース
公開:1973年9月22日
技術:カラー
時間:113分
鑑賞:TOHOシネマズ上大岡/スクリーン1/字幕

見どころ・あらすじ
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アル・パチーノとジーン・ハックマンが共演し、ヒッチハイクでアメリカを旅する2人の男の友情を描いたアメリカン・ニューシネマの名作。南カリフォルニアの人里離れた路上で出会った短気な男マックスと陽気な青年ライオン。6年の刑期を終えて出所したばかりのマックスは洗車店を始めるべくピッツバーグへ、5年間の船乗り生活を終えたライオンは一度も会ったことのない我が子に会うためデトロイトを目指していた。正反対な性格の2人は出会ってすぐに意気投合し、一緒に行動することになるが……。監督は「哀しみの街かど」のジェリー・シャッツバーグ。1973年・第26回カンヌ国際映画祭で最高賞にあたるグランプリを受賞した。
(映画.comより)
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要素
アクション  :★★★★☆
アドベンチャー:★★★★★
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★★★
ホラー    :★★★☆☆
クライム   :★★★☆☆
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :★★★☆☆
ロマンス   :☆☆☆☆☆
メッセージ  :★★★★★
ロードムービー:★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★

メモ
・午前十時の映画祭で鑑賞。映画館で見るのは初めてだし、長い事すっかり忘れてたから、今回楽しみにしていた作品のひとつ。
・外見からは見えない隠された内面を繊細に描いた傑作で、凄まじい演技合戦を心いくまで堪能できる。
・男の友情と同性愛のギリギリの間の表現とか、ラストシーンのマックスの行動の心理の動きとか、見れば見るほどに細かく丹念に脚本が練られている。こういう傑作をリバイバルで思い出させてくれて本当に感謝しかない。