白日青春-生きてこそ- 

2022年香港/シンガポール
英題:THE SUNNY SIDE OF THE STREET
監督:ラウ・コックルイ
脚本:ラウ・コックルイ
製作:ビーノッド・セクハー、ソイ・チェン、ウィニー・ツァン、ピーター・ヤム
出演:アンソニー・ウォン(チャン・バクヤッ)、サハル・ザマン(ハッサン)、エンディ・チョウ(チャン・ホン)、インダージート・シン(アフメド)、キランジート・ギル(ファティマ)ほか
配給:武蔵野エンタテインメント
公開:2024年1月26日
技術:カラー/DCP/シネマスコープ/ステレオ
時間:111分
鑑賞:新宿シネマカリテ/スクリーン2/字幕
映倫:PG12

見どころ
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『インファナル・アフェア』シリーズや『エグザイル/絆』などのアンソニー・ウォンが難民の少年を助けようとする主人公を演じたヒューマンドラマ。パキスタンから来た難民の男性を事故で死なせてしまったタクシー運転手が、警察に追われている被害者の息子の逃亡に協力する。監督をラウ・コックルイが務め、サハル・ザマン、エンディ・チョウ、インダージート・シン、キランジート・ギルなどが共演する。
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あらすじ
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パキスタン出身で香港へ渡ってきた両親を持つハッサン(サハル・ザマン)は、カナダへの移住を夢見ていたが、父親を交通事故で失う。一方、チャン・バクヤッ(アンソニー・ウォン)は1970年代に中国本土から香港に渡り、タクシー運転手となった。ギャングの仲間となり警察に追われているハッサンを知り、その逃亡を助けることにしたバクヤッだったが、彼が父親の事故を起こした当事者であることをハッサンは知らなかった。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :★★★☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★☆☆
ホラー    :★★★☆☆
クライム   :★★★★★
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :★★★☆☆
ロマンス   :★★★☆☆
メッセージ  :★★★★★
移民問題   :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★☆
演出:★★★★☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★★☆
現実:★★★★★
劇場:★★★★☆

メモ
・とにかく、主人公のバクヤッが色々と問題の多い人で、そこで好みが大きく分かれてしまいそうだけど、綺麗事では無い感じにリアルさを感じた。

・香港での難民問題を扱っているので、『マイスモールランド』を思い出した。難民に対する感情は香港も日本もあまり変わらない…。香港の話だと思っちゃいけないと感じた。
・こうした問題を解決するのには、すでに人々の善意だけではどうする事も出来ない苦しい気持ちが鑑賞中、ずっと増幅し続けた。