弟は僕のヒーロー

2019年イタリア/スペイン
英題:MY BROTHER CHASES DINOSAURS
監督:ステファノ・チッパーニ
脚本:ファビオ・ボニファッチ
製作:イザベラ・コクッツァ、アルトゥーロ・パーリャ
出演:アレッサンドロ・ガスマン(ダヴィデ)、イザベラ・ラゴネーゼ(カティア)、ロッシ・デ・パルマ(ドロレス叔母さん)、フランチェスコ・ゲギ(ジャック)、ジェア・ダッロルト(キアラ)、マリア・ヴィットリア・ダッラスタ(アリーチェ)、ロレンツォ・シスト(ジョー)、ロベルト・ノッキ(ヴィット)、アリアンナ・ベケローニ(アリアンナ)、サウル・ナンニ(ブルーネ)、エドアルド・パリャイ(スカー)、ガブリエル・スコペル(ピゾーネ)、ルカ・モレッロ(幼少期のジャック)、エレナ・ミニキエッロ(幼少期のキアラ)、ヴィクトリア・ペルガ・チェローネ(幼少期のアリーチェ)、アントニオ・ウラス(幼少期のジョー)、アンドレア・ティンパネッリ(幼少期のヴィット)ほか
配給:ミモザフィルムズ
公開:2024年1月12日
技術:カラー/2.39:1 / 5.1ch
時間:102分
鑑賞:新宿シネマカリテ/スクリーン2/字幕
映倫:PG12

見どころ
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ジャコモ・マッツァリオールの小説を原作に描くヒューマンドラマ。ダウン症の弟がいる少年が、多感な時期を迎えて困惑する姿を映し出す。監督を務めるのはドラマ「忠実と背信」などのステファノ・チッパーニ。『僕らをつなぐもの』などのフランチェスコ・ゲギ、ロレンツォ・シストのほか、『泣いたり笑ったり』などのアレッサンドロ・ガスマン、『ヤーラ』などのイザベラ・ラゴネーゼ、ロッシ・デ・パルマらが出演している。
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あらすじ
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弟のジョーが生まれて大喜びする5歳のジャックは、弟は特別な子だと両親から聞かされる。ジャック(フランチェスコ・ゲギ)はジョー(ロレンツォ・シスト)がスーパーヒーローだと信じていたが、やがて両親の言葉の意味を知った彼は、思春期を迎え、障害がある弟の存在を隠すようになる。そしてジャックは好きな子の前で、あるうそをついてしまう。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :★★★☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★★☆
ホラー    :★☆☆☆☆
クライム   :☆☆☆☆☆
ファンタジー :★★☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★★★
メッセージ  :★★★★☆
家族愛    :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★☆☆
配役:★★★★★
演出:★★★☆☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
現実:★★★★★
劇場:★★★★☆

メモ
・イタリア版『ワンダー君は太陽』という感じの作品。
・良い話だけど、ダウン症児を神聖化するかのようなイノセントな部分を強調するのがちょっと気になった。
・小さな嘘がやがて大騒動へ…特にヨーロッパでのネオナチをあう使う事の危なさなどは実話だと思うと本当にヒヤヒヤした。
・あえて感動を強調しないでファミリーコメディ要素を全面に打ち出しているので、見終わった後に家族愛や兄弟愛の暖かさが余韻として残る。