ドッグヴィル
2003年デンマーク
英題:DOGVILLE
監督:ラース・フォン・トリアー
脚本:ラース・フォン・トリアー
製作:ヴィベケ・ウィンデロフ
出演:ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、クロエ・セヴィニー、ローレン・バコール、ジェームズ・カーン、パトリシア・クラークソン、ジャン・マルク・バール、ステラン・スカルスゲールド、ジェレミー・デイヴィス、フィリップ・ベイカー・ホールほか
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
公開:2003年2月21日
技術:カラー/スコープサイズ/SRD
時間:177分
鑑賞:U-NEXT/字幕
映倫:R15+
見どころ
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『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などの鬼才ラース・フォン・トリアーが放つ本年度最大の異色作。全編スタジオ撮影だがセットはほとんどなく、建物を表す白線を引いただけの空間で物語が展開する。人間の善意、そして悪意にさらされる美貌のヒロインに扮したのは『めぐりあう時間たち』のオスカー女優ニコール・キッドマン。共演には『ギャングスター・ナンバー1』のポール・ベタニー、『ブラウン・バニー』のクロエ・セヴィニーらが名を連ねている。
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あらすじ
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ギャングに追われ、ロッキー山脈の村ドッグヴィルに逃げ込んだ美女グレース(ニコール・キッドマン)。彼女と最初に出会ったトム(ポール・ベタニー)をはじめ、村人たちは彼女に善意をもって接していたが、やがて彼らは態度を変化させ始める。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション :★★★★★
アドベンチャー:☆☆☆☆☆
SF :☆☆☆☆☆
コメディ :★★★☆☆
ホラー :★★★★★
クライム :★★★★★
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :★★★★★
ロマンス :★★★★★
メッセージ :★★★★★
人間心理 :★★★★★★★★★★
インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★
メモ
・『ある閉ざされた雪の山荘で』を見て思い出した。分かる人には分かる(笑)
・序盤からシュールな場面設定で、3時間の長丁場だけど世界観にどんどん引き込まれていく。
・前半の幸せそうな描写から一転して、起こってほしくない事ばかりが次々と起こり、気持ちが重くなり、苦しくなり…ラストの音楽が無ければ相当のダメージを負う。
(でも、音楽の後ろの画像が相当意地悪だけど…^ ^)
・大好きな作品だけど、人に勧めたことはない(笑)