コンクリート・ユートピア
2023年韓国
英題:CONCRETE UTOPIA
監督:オム・テファ
脚本:オム・テファ
出演:イ・ビョンホン(ヨンタク)、パク・ソジュン(ミンソン)、パク・ボヨン(ミョンファ)、キム・ソニョン(グメ)、パク・ジフ(ヘウォン)、キム・ドユン(ドギュン)ほか
配給:クロックワークス
公開:2024年1月5日
技術:ビスタサイズ/5.1ch
時間:130分
鑑賞:新宿バルト9/シアター8/字幕
映倫:G
見どころ
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大災害により荒廃した韓国・ソウルを舞台に、唯一崩落を免れたマンションに集まった生存者たちを描くパニックスリラー。極限状況下でマンションの住民代表に選ばれた男が、やがて権力者のように人々を支配し始める。監督は『隠された時間』などのオム・テファ。キャストには『白頭山大噴火』などのイ・ビョンホン、『ミッドナイト・ランナー』などのパク・ソジュン、『君の結婚式』などのパク・ボヨンのほか、キム・ソニョン、パク・ジフ、キム・ドユンらが名を連ねる。
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あらすじ
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世界規模の大災害により壊滅した韓国・ソウル。唯一崩落しなかったマンションには生存者たちが押し寄せ、さまざまな犯罪が横行する無法地帯となっていた。危機感を抱いた住民たちは代表を立て、居住者以外を追い出し、住民のためのルールを作って「ユートピア」を築くことにする。住民代表に選ばれたのは、902号室に住むさえない男・ヨンタク(イ・ビョンホン)だった。しかしやがて彼はユートピアの権力者のように振る舞いだし、その狂気をあらわにする。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション :★★★★★
アドベンチャー:★★★★☆
SF :☆☆☆☆☆
コメディ :★★☆☆☆
ホラー :★★★★★
クライム :★★★★★
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :★★★★☆
ロマンス :★☆☆☆☆
メッセージ :★★★★★
瓦礫 :★★★★★★★★★★
インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★☆
演出:★★★★☆
映像:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
現実:★★★★☆
劇場:★★★★☆
メモ
・ディザスター+ディストピア映画。崩壊した世界に1棟だけ無傷なマンションがあったら…というとんでもない発想。
・この設定なら、『マッド・マックス』的な物語を想像するところだけど、どちらかというとゾンビ的な物語に進んでいくのもユニーク。
・非常時にどんな行動を取るかという話というよりも、人間のこれまでの国家成立の歴史をギュッと圧縮したものをメタファーとして見せられている様に感じた。
・石川県の地震の直後だったから、瓦礫と寒さに耐えるシーンは見ていてかなりしんどかった。この時期じゃ無ければもっと楽しめたのに…と思った。