めまい

1958年アメリカ
英題:VERTIGO
監督:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:アレック・コペル、サミュエル・テイラー
製作:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームズ・ステュアート、キム・ノヴァクほか
配給:パラマウント映画
公開:1958年10月26日
技術:カラー
時間:128分
鑑賞:U-NEXT/字幕

見どころ・あらすじ
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アルフレッド・ヒッチコックのフィルモグラフィの中でも傑作と名高いミステリーサスペンス。刑事ジョン・ファーガソンは、逃走する犯人を追撃中に屋根から落ちそうになる。そんな自分を助けようとした同僚が誤って転落死してしまったことにショックを受けたジョンは、高いところに立つとめまいに襲われる高所恐怖症になってしまう。そのことが原因で警察を辞めたジョンの前に、ある日、旧友のエルスターが現れる。エルスターは自分の妻マデリンの素行を調査してほしいと依頼。マデリンは曾祖母の亡霊にとり憑かれ、不審な行動を繰り返しているという。ジョンはマデリンの尾行を開始するが、そんな彼の見ている前でマデリンは入水自殺を図り……。原作はフランスの作家ボワロー=ナルスジャック(ピエール・ボワロー&トーマス・ナルスジャック)のミステリー小説。ジョンが見る悪夢やヒロインによる真実の告白など練り上げられた演出が冴える。日本初公開は1958年。2014年、特集企画「スクリーン・ビューティーズ」の第3弾「ヒッチコックとブロンド・ビューティー」にて、デジタルリマスター版が公開。
(映画.comより)
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要素
アクション  :★★☆☆☆
アドベンチャー:☆☆☆☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★☆☆
ホラー    :★★★★★
クライム   :★★★☆☆
ファンタジー :★★★☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★★☆
メッセージ  :★★★★☆
サスペンス  :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★

メモ
・正直、10代の頃は主人公の心情が全く理解できなくてあまり好きじゃ無かったけど、後にお気に入りになった1本。
・前半のミステリーよりも後半の気持ちの悪いサイコスリラーの方が印象に残るし、その展開が色々な映画を解釈する上ですごく役に立ってる。
・色々と倫理的に問題のある作品だけど、今となっては現代社会への警告として機能していて、偶然にも時代を大きく先取りした結果となったのも興味深い。

予告編