パリ、テキサス

1984年西ドイツ/フランス
英題:PARIS, TEXAS
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:L・M・キット・カーソン、サム・シェパード
製作:クリス・ジーヴァニッヒ、ドン・ゲスト
出演:ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキーほか
配給:フランス映画社
公開:1985年9月7日
技術:カラー
時間:147分
鑑賞:U-NEXT/字幕
映倫:G

見どころ・あらすじ
ーーーーーーーーーーーーー
テキサス州の町パリをめざす男。彼は失踪した妻を探し求めていた。男は、4年間置き去りにしていた幼い息子との間にも親子の情を取り戻す。そして、やがて巡り会った妻に、彼は愛するがゆえの苦悩を打ち明ける……。さすらいの監督W・ヴェンダースが、S・シェパードのシナリオを得て、ロード・ムービーの頂点を極めた秀作で、カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた。哀感漂うライ・クーダーの音楽に乗せて、ロビー・ミュラーが映し出すテキサスの風景の何と美しくも孤独なことか。主人公に扮するH・D・スタントンも静かな存在感で作品の大きな魅力となっているが、N・キンスキーが生活に疲れた妻を演じて新境地を開拓しているのも興味深い。
(映画.comより)
ーーーーーーーーーーーーー

要素
アクション  :★☆☆☆☆
アドベンチャー:★★★★★
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★☆☆
ホラー    :☆☆☆☆☆
クライム   :☆☆☆☆☆
ファンタジー :★☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★★★
メッセージ  :★★★★★
ロードムービー:★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★

メモ
・『父は憶えている』を見たら見返したくなって鑑賞。
・序盤のイライラする展開から最後の号泣ポイントに至る脚本の巧さは今更いう必要もないけど、それ以上に何と言っても映像が好きすぎて!
・ストーリーはシンプルなのに分からないことがあまりにも多くて、それらが実は伏線になっていて、その伏線がまた何とも切ない。
・最初に見た時から『天国から来たチャンピオン』を連想したから、その視点で見ると本当に震えるくらい切ない物語になる。

予告編