サムライ

1967年フランス
原題:LE SAMOURAI
監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
製作:ジョルジュ・カサティ
出演:アラン・ドロン、ナタリー・ドロン、カティ・ロジェ、フランソワ・ペリエほか
配給:日本ヘラルド
公開:1968年3月16日
技術:カラー
時間:105分
鑑賞:U-NEXT/字幕


見どころ・あらすじ
ーーーーーーーーーーーーー
寒々としたアパートで、たった一羽の小鳥とともに暮らす孤独な殺し屋。が、あるピアノ弾きの女と関わった事から警察にマークされた彼は、やがて自ら死地に赴いていく……。仏フィルム・ノワールの巨匠J=P・メルヴィル監督の傑作で、徹底した硬質な画面構成と氷のような色調が鮮やかな印象を残した。他人を一切寄せつけず、己のスタイルを貫き通して死んでいく殺し屋を、日本の侍のイメージとダブらせた演出は今なお語り草で、ファンの多い作品である。線路にかかった陸橋の上で、殺し屋が他のギャングに襲撃されるシーンの素晴らしさは、何度観ても息をのむ。
(allcinemaより)
ーーーーーーーーーーーーー

要素
アクション  :★★★☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :☆☆☆☆☆
ホラー    :☆☆☆☆☆
クライム   :★★★★★
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★☆☆
メッセージ  :★★★☆☆
ハードボイルド:★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★☆☆☆
劇場:★★★★☆

メモ
・『ザ・キラー』を見て思わず鑑賞。主人公の頭の中ではこの映画が流れていた気がしてならない。おかげこの作品の印象まで変わってしまった(笑)
・アランドロンもさることながら、車や街並みがとにかく印象的でカッコいい。
・セリフが少なく色調が上品で、あえて主人公の内面を描こうとしないので見終わった後の余韻が長く響く。そんな1本。

予告編