エクソシスト(ディレクターズカット)

1973年アメリカ
英題:The Exorcist
監督:ウィリアム・フリードキン
脚本:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
製作:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
出演:リンダ・ブレア、エレン・バースティン、ジェイソン・ミラー、マックス・フォン・シドー、リー・J・コッブほか
配給:ワーナー・ブラザース
公開:1974年7月13日
技術:カラー
時間:132分
鑑賞:TOHOシネマズ上大岡/スクリーン1/字幕

見どころ・あらすじ
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イラク。アメリカの古生物学者でもあるメリン神父は、古代遺跡の中から悪魔パズズの偶像を発見。それは、不吉な兆候を予感させた…。一方、ワシントンで仮住まいをしている女優クリスの一家に異変が起き始めた。一人娘のリーガンが恫喝的な声色で卑猥な言動を発し、その表情も変貌していく。科学的検査では何ひとつ解明されないどころか、娘の行状が日増しにひどくなっていくことに苦しむクリスは、カラス神父に救いを求めた。悪魔が少女に取り憑いたとしか思えないカラス神父は、教会に悪魔払いを要請。数少ない経験者であるメリンが到着し、ついに壮絶な悪魔払いが始まるのだが…。
 12才の少女リーガンに取り付いた悪魔パズズと二人の神父の戦いを描いたウィリアム・ピーター・ブラッティ(オスカーを受賞した脚色も担当)の同名小説を映画化したセンセーショナルな恐怖大作で一大オカルト・ブームを巻き起こした。似ても似つかない亜流作品は数えきれないが、それらの単なる悪霊退治の映画と完全に異なるのは、母の死に罪を感じる若い神父の葛藤を捉えたストーリーとフリードキンのリアリティを重視したドキュメンタリー・タッチの演出が与えた重厚さに尽きる。スーパーナチュラルな雰囲気を盛り上げる音楽にはマイク・オールドフィールドの“チューブラー・ベルズ”を使用。
(allcinemaより)
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要素
アクション  :★★★☆☆
アドベンチャー:☆☆☆☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★☆☆☆☆
ホラー    :★★★★★
クライム   :☆☆☆☆☆
ファンタジー :★☆☆☆☆
バイオレンス :★★★☆☆
ロマンス   :☆☆☆☆☆
メッセージ  :★☆☆☆☆
退魔     :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★☆☆☆☆
劇場:★★★★★

メモ
・午前十時の映画祭で鑑賞。今までテレビでは散々見てきたけど、劇場での鑑賞と字幕で見るのは実は初めて。
・20年以上見てなかったから緑のドロドロを吐き出すところと、首がぐるっと回るところ以外忘れてたから、見ながら「そうそう、これこれ!」と思いながら楽しんだ。
・この当時ならではの物語展開のスピードが逆に「グズグズしてないで、早くリーガンちゃんを救ってやれよ!」的な怖さもプラスで感じた。

予告編