ザ・ホエール
2022年アメリカ
英題:THE WHALE
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:サミュエル・D・ハンタ
製作:ダーレン・アロノフスキー
出演:ブレンダン・フレイザー、ホン・チャウ、セイディー・シンク、サマンサ・モートン、タイ・シンプキンスほか
配給:キノフィルムズ
公開:2022年4月7日
技術:カラー/5.1ch/スタンダード
時間:117分
鑑賞:kino cinéma横浜みなとみらい/シアター2/字幕

見どころ
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『ブラック・スワン』などのダーレン・アロノフスキー監督が、劇作家サミュエル・D・ハンターによる舞台劇を映画化。同性の恋人と暮らすために家族を捨てた男が自らの死期を悟り、疎遠になっていた娘との絆を取り戻そうと試みる。体重270キロを超える主人公を『ハムナプトラ』シリーズなどのブレンダン・フレイザーが演じ、『ELI/イーライ』などのセイディー・シンク、『ダウンサイズ』などのホン・チャウのほか、タイ・シンプキンス、サマンサ・モートンらが共演。
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あらすじ
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同性の恋人アランに先立たれてから過食状態になり、極度の肥満体となった40代の男チャーリー(ブレンダン・フレイザー)。看護師である妹のリズに支えられながら、オンライン授業でエッセーを指導する講師として生計を立てていた。そんな中、心不全となり死期が近いことを悟った彼は、8年前にアランと暮らすために家庭を捨てて以来、疎遠になっていた娘エリーに会おうと決意する。彼女との関係を修復しようとするチャーリーだったが、エリーは学校生活や家庭にさまざまな問題を抱えていた。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :☆☆☆☆☆
アドベンチャー:☆☆☆☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★★☆☆
ホラー    :★☆☆☆☆
クライム   :★★★☆☆
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★☆☆
メッセージ  :★★★★★
救い     :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★☆
演出:★★★★☆
映像:★★★★★
音楽:★★★★☆
現実:★★★★☆
劇場:★★★★★

メモ
・相手の事情を考えもせず、先入観と偏見で判断を下す罪深さを、押し付けではなく突きつけてくるのでこれは他人事ではないと感じた。
・チャーリーがかたくなに治療を受けようとしない理由が分かった時にこの作品に込められた「救い」と「許し」というテーマが浮き彫りになって来た気がした。
・長く姿を見ていなかったブレンダン・フレイザーが役に完全に重なっていて、演じているというよりそこに居るという感じ。

予告編